『京都伏見 恋文の宿』の詳細情報

京都伏見 恋文の宿
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タイトル 京都伏見 恋文の宿
サブタイトル
著者 [著者区分]花房 観音 [著・文・その他]
出版社 実業之日本社 レーベル 実業之日本社文庫
本体価格
(予定)
740円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 0193
発売予定日 2024-12-06 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784408559230 判型 文庫(A6)
内容紹介
秘めた想いを届けます――

季節うつろう幕末の京都。伏見にある旅籠・月待屋には、不思議なほどに人の心を動かす手紙を書く代筆屋「懸想文(けそうぶみ)売りさま」がいるという。秘められた恋、切っても切れぬ親子の情、戦国の世にさかのぼる先祖の因縁――人々はそれぞれの想いを胸に、月待屋を訪ねる。京の四季と切ない人間ドラマをしっとりとした筆致で描く、人情時代小説。

〈目次〉
第一章 懸想文の男
第二章 母恋ひし人
第三章 血天井の城
第四章 饅頭喰い
第五章 伏見の酒
第六章 恋文の女

解説/桂 米紫(落語家)
装画/水口理恵子
目次
著者略歴(花房 観音)
兵庫県生まれ。京都女子大学中退後、映画会社、旅行会社などを経てバスガイドを務めるかたわら小説を執筆。2010年、第一回団鬼六賞大賞を『花祀り』で受賞。著書に『寂花の雫』『女の庭』『好色入道』『指人形』『果ての海』『京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男』『京に鬼の棲む里ありて』ほか多数。中村淳彦との共著に『ルポ池袋 アンダーワールド』。
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