『ストレスの歴史 ~科学的研究の発展と社会・文化の影響 ~ 』の詳細情報

ストレスの歴史
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タイトル ストレスの歴史
サブタイトル 科学的研究の発展と社会・文化の影響
著者 [著者区分]■マーク・ジャクソン [著・文・その他]
■丸山 総一郎 [監修]
出版社 創元社 レーベル
本体価格
(予定)
8000円 シリーズ
ページ数 552p Cコード 3011
発売予定日 2024-06-12 ジャンル 専門/単行本/心理(学)
ISBN 9784422117294 判型 A5
内容紹介
私たちはストレスに満ちた世界に生きている。現代は、いかにしてストレスの時代となったのか。本書は、ウォルター・キャノンやハンス・セリエらの生物学的研究からリチャード・ラザルスをはじめとする心理学的研究まで、ストレスの科学的研究の発展の歴史を社会・文化的な文脈に位置づけながら明らかにする。現代を象徴する経験であり言説であるストレスというハイブリッドな現象を総合的な視点から描き出す他に類を見ない大著。
目次
【目次】

謝辞
エピグラフ

プロローグ ストレスの時代
 流行の輪郭
 科学と安定性
 ストレスの歴史的マトリックス

第1章 現代のショック
 神経と疲労
 ストレスと精神の異常
 被爆と情動
 ショックの統合的生理学に向けて

第2章 適応と病気
 ストレスとホメオスタシスのストレイン
 汎適応症候群
 病める社会
 ストレスの四象限

第3章 生命の生化学
 ホルモンと抵抗性
 ステロイドとストレス
 科学と制御
 ストレスの計算

第4章 ストレスの大聖堂
 適応からストレスへ
 生活のストレスと身体疾患
 ストレスの福音書
 ストレスの克服

第5章 ストレスへの対処
 ストレスフルなライフイベント
 職場におけるストレス
 認知的評価と対処
 ストレスの喜び

第6章 幸福感の追求
 リラクセーション反応
 利他的な利己主義の進化
 世界ストレス
 ストレスの終焉

エピローグ 安定性の探求

文献
人名索引
事項索引
監訳者あとがき
監訳者による詳細目次
著者略歴(マーク・ジャクソン)
マーク・ジャクソン(Mark Jackson)
エクセター大学医学史センター教授(医学史)、同センター長。ウェルカム・トラスト医学史基金委員会の委員長、ウェルカム・トラスト研究資金基金委員会の委員長、ウェルカム・トラストのシニア・アカデミック・アドバイザー(医療人文学)、英国の高等教育機関の研究評価制度REFの歴史委員会審査委員(2014年)などを歴任。大学で30年間にわたり医学と科学の歴史を教えている。著書に『オックスフォード医学史ハンドブック(The Oxford Handbook of the History of Medicine)』(編集,2011年)、『医学史――初学者ガイド(The History of Medicine: A Beginner’s Guide)』(2014年)、『ラウトレッジ病気の歴史(The Routledge History of Disease)』(編集,2016年)などがある。
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