『物語のかたり方入門 ~〈ナラティブ〉を魅力的にする25の方法 ~ 』の詳細情報

物語のかたり方入門
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タイトル 物語のかたり方入門
サブタイトル 〈ナラティブ〉を魅力的にする25の方法
著者 [著者区分]■エイミー・ジョーンズ [著・文・その他]
■山田 文 [翻訳]
出版社 創元社 レーベル アルケミスト双書
本体価格
(予定)
1500円 シリーズ
ページ数 68p Cコード 0398
発売予定日 2024-06-17 ジャンル 一般/全書・双書/外国文学、その他
ISBN 9784422215532 判型 B6変形
内容紹介
ストーリーをつくることと、それを語ることは別物だ。
本書で取りあげるのはナラティブの方法、
つまりプロットを物語としてうまく語る技術である。

作者はすべてのページで最善の方法を選択し、
場面を語らなければならない。
目的にかなった視点と焦点を慎重に選び、
読者や観衆を物語の世界にひきこむ必要がある。
たとえば、語り手は読者との距離をどうとるべきか、
語り手を一人称にするか、あるいは二人称、
三人称にするのかの選択の条件は何か、
ナラティブ・モードとは何か、など
創作はもちろん物語の読解にも
役に立つ情報が満載されている。

本書ではストーリーの語り方を扱うが、
ストーリーとプロットを組み立てて磨く技術については、
好評を博した姉妹編『物語のつむぎ方入門』を
あわせてお読みいただきたい。
目次
【もくじ】

はじめに
ナラティブ・シチュエーション
だれがストーリーを語るのか?──語り手
・三人称全知
・三人称焦点化
・一人称周縁
・一人称中心
・意識の流れ
・二人称
・信頼できない語り手
・さらなる信頼できない語り手
・ポリフォニー
だれがストーリーを見ているのか?──焦点化
・距離
どのようにストーリーが語られるのか?──ナラティブの構造
・並行的ナラティブ
・枠組み
・入れ子の箱
・書簡およびその他のもの
・真実の発明
・マドレーヌの瞬間
・著者の介入
どのモードが使われている?──説明と描写
・アクション
・会話
・思考
すべてをまとめてひとつにする
ナラティブの練習問題
著者略歴(エイミー・ジョーンズ)
英国サマセットにあるストロード・カレッジで、英国トップレベルのシックス・フォーム(大学進学準備教育)課程の英語科の主任を務め、英語、文学、クリエイティブ・ライティングのほか、ポッドキャストのシナリオ作り、詩、物語論も教えている。著書に『物語のつむぎ方入門―〈プロット〉をおもしろくする25の方法』(創元社、本シリーズ)などがある。
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