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タイトル |
ヘレン・ヴァードンの告白 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■リチャード・オースティン・フリーマン [著・文・その他] ■松本真一 [翻訳]
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出版社 |
風詠社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
532p
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Cコード |
0097 |
発売予定日 |
2024-11-07 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学小説 |
ISBN |
9784434347665 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
リチャード・オースティン・フリーマンの『ヘレン・ヴァードンの告白』は、20世紀初めに多数登場したシャーロック・ホームズのライバルたちの中でも最も人気を博した名探偵ソーンダイク博士が登場する長編作品です。若く美しいヘレン・ヴァードンは、ある日、父親の書斎のドア越しに、父とルイス・オトウェイとの激しい口論を耳にします。それは、後に彼女の運命を大きく変えることになる事件へと発展していきます。そんな中、オトウェイが死亡してしまうのです、それも自殺とも他殺とも断定できない状況で。あらゆる状況はヘレンに不利に働いていきます。真相を究明すべく、法医学者ソーンダイク博士の科学的捜査のメスが入ります。オトウェイ死亡の真相が究明されていく物語終盤の検視官とソーンダイク博士との激しい質疑応答は、科学的捜査の実証を重んじるフリーマンの面目躍如。本格ミステリの醍醐味を堪能できる傑作、ついに初邦訳です!
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目次 |
ヘレン・ヴァードンの告白/訳者あとがき |
著者略歴(リチャード・オースティン・フリーマン) |
イギリス、ロンドンのソーホー生まれ。医師を志し、1887年にミドルセックス病院で医師の資格を取り、同病院に勤務。シャーロック・ホームズのシリーズに触発され、1902年に友人との合作で発表した短編が好評を博したことから、作家としての自立を決意。1907年に長編『赤い拇指紋』で法医学者探偵のソーンダイク博士を登場させる。ちなみに、この作品は指紋を最初期に扱った推理小説として有名になった。第一次世界大戦後は長編の執筆が中心となる。推理文壇の大御所として推理作家の親睦団体ディテクションクラブの結成に際しては、F.W.クロフツらとともに創立発起人を務めた。倒叙推理小説の創始者とされる。 |
著者略歴(松本真一) |
1957年生まれ。上智大学文学部卒業。英米文学翻訳家。訳書に、ジョン・ブラックバーン『壊れた偶像』、ドロシー・ボワーズ『命取りの追伸』、ハーマン・ランドン『怪奇な屋敷』、ドロシー・B・ヒューズ『青い玉の秘密』、ミニオン・G・エバハート『嵐の館』(いずれも論創海外ミステリ)、デラノ・エームズ『死を招く女』(ぶんしん出版)、ドロシー・ボワーズ『謎解きのスケッチ』、E・C・R・ロラック『殺されたのは誰だ』、デラノ・エームズ『殺人者は一族のなかに』、ナイオ・マーシュ『裁きの鱗』、ナイオ・マーシュ『幕が下りて』(いずれも風詠社)がある。 |