『THE UNIVERSE IN A BOX 箱の中の宇宙 ~あたらしい宇宙138億年の歴史 ~ 』の詳細情報

THE UNIVERSE IN A BOX  箱の中の宇宙
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タイトル THE UNIVERSE IN A BOX 箱の中の宇宙
サブタイトル あたらしい宇宙138億年の歴史
著者 [著者区分]■アンドリュー・ポンチェン [著・文・その他]
■竹内薫 [翻訳]
出版社 ダイヤモンド社 レーベル
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ
ページ数 416p Cコード 0044
発売予定日 2024-07-18 ジャンル 一般/単行本/天文・地学
ISBN 9784478112489 判型 46
内容紹介
 ダークマター、銀河系、そしてブラックホールや量子力学の世界… 。あまりにも広大な宇宙全体を理解す
るには、理論だけでも限界があるし、LIGOのような最新の重力波望遠鏡を用いた観察も、宇宙のすべてを
見通すことなどは、とてもできない。
 こうしたアプローチでは「宇宙の様々な現象がどのように相互に作用することで 銀河系や太陽系や、ひい
ては地球上の生命を生み出すに至ったのか」という大きな問いへのアプローチが欠けている。
 そこに現れた救世主が、「スーパーコンピュータ」だ。理論と実験の狭間にたゆたう真実に、この“新しい物理学”がブリッジをかけた。
 本書は、いま、もっとも注目されている最先端・コンピュータシミュレーションを使った新しい宇宙学の世界に誘う。
 “宇宙全体のシミュレーション”システムを構築することで、ビッグバンからどのように現在に至ったの
か、新しい「宇宙の歴史像」を提示することができるようになりつつあるのだ。
 著者は、ロンドン大学(ノーベル賞受賞者29人を輩出)の宇宙学教授で、英国王立協会フェローでもある気鋭の研究者。わかりやすい語り口には定評があり、BBCやディスカバリーチャンネルなどテレビドキュメンター番組に出演。スティーヴン・ホーキングの世界的ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』の第3版では、付録6項目を執筆した。
 
 本作が初の著書となる。
目次
まえがき

1章 空から銀河の彼方へ

2章 ダークマター・ダークエネルギー・宇宙の網の目

3章 銀河とサブグリッド

4章 ブラックホール

5章 量子力学と宇宙の起源

6章 考えること

7章 シミュレーション、科学そして現実

謝辞/訳者あとがき/注/索引
著者略歴(アンドリュー・ポンチェン)
アンドリュー・ポンチェン【著】
ロンドン大学の宇宙学教授。英国王立協会ユニバーシティ・リサーチ・フェロー。スティーブン・ホーキングとも協力し 世界的ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』) 第3版の出版にも尽力。BBCやDiscovery Channelなどのドキュメンタリー番組出演、TED-EDシリーズへの参加(220万回以上再生)。 2020年、最先端の宇宙学を幅広い層の聴衆に届け続ける著者の活動を称えRoyalAstronomicalSociety’s Gerald Whitrow Prizeが贈られた。本作が初の著書となる。

竹内薫【訳】
(たけうち・かおる)。1960年東京生まれ。理学博士、サイエンス作家。東京大学教養学部、理学部卒業、カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。小説、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している。主な訳書に『宇宙の始まりと終わりはなぜ同じなのか』(ロジャー・ペンローズ著、新潮社)『奇跡の脳』(ジル・ボルト・テイラー著、新潮文庫)、『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。
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