『あした死ぬ幸福の王子 ~ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」 ~ 』の詳細情報

あした死ぬ幸福の王子
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タイトル あした死ぬ幸福の王子
サブタイトル ストーリーで学ぶ「ハイデガー哲学」
著者 [著者区分]飲茶 [著・文・その他]
出版社 ダイヤモンド社 レーベル
本体価格
(予定)
1500円 シリーズ
ページ数 280p Cコード 0010
発売予定日 2024-06-06 ジャンル 一般/単行本/哲学
ISBN 9784478114315 判型 46
内容紹介
20世紀最大の哲学者の1人、マルティン・ハイデガー(1889~1976年)。本企画は、ハイデガー哲学(存在と時間)の内容をストーリー仕立てで説明する入門書です。

本書はハイデガー哲学の「死の先駆的覚悟(死を自覚したときに、はじめて人間は本来の人生を生きることができる)」に焦点を当てます。

物語の舞台は中世ヨーロッパ。登場人物は傲慢な王子と謎の老人、そして、物乞いの少女。サソリに刺され、余命1か月を宣告された王子は自暴自棄になり、自殺しようと湖に。そこに謎の老人が現れ、ハイデガー哲学を学んでいく……。

本作は小説という形式をとり、登場人物に「存在」「時間」「死」といった抽象的な概念を対話形式で読み解き、臨場感を持たせる工夫をします。
目次
序章:宣告
一章:死の哲学者
二章:現存在
三章:道具体系
四章:本来的生き方
五章:死の先駆的覚悟
六章:良心の呼び声
七章:時間(被投性と企投性)
八章:世界内存在
終章:幸福の王子
エピローグ
著者略歴(飲茶)
飲茶
北国生まれ。東北大学大学院卒。作家。
哲学、科学、数学などの学問をわかりやすく解説する本を書いている。 単著12冊はすべて重版。
代表作に『正義の教室』(ダイヤモンド社)、『史上最強の哲学入門』(ちくま文庫)、『哲学的な何か、あと科学とか』『哲学的な何か、あと数学とか』(二見書房)などがある。
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