『自分につながるアート ~美しいってなぜ感じるのかな? ~ 』の詳細情報

自分につながるアート
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タイトル 自分につながるアート
サブタイトル 美しいってなぜ感じるのかな?
著者 [著者区分]池上 英洋 [著・文・その他]
出版社 筑摩書房 レーベル ちくまQブックス
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ シリーズ・全集
ページ数 96p Cコード 0370
発売予定日 2024-12-09 ジャンル 一般/全書・双書/芸術総記
ISBN 9784480251589 判型 46変形
内容紹介
学校には「美術」の授業があるけれど、他の科目と違ってどう関わったらいいかがわからない。しかし例えば人間は太古から今もなお、絵を創作し、「美しさ」を追求してきた。「美術」とか「美しさ」って何だろう? アートを切り口に人間らしさとは何かを考えてみよう。
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 ・・・・・・一冊のノートや一本のペン、一着のシャツを選ぶだけでも、私たちは頭の中にある「これが自分にとって美しい」と思える基準に照らして判断を下します。選択の自由さえあれば、すべての人がこのような行動を取ります。それだけ、人間は「美しいかどうか」を重視する生きものと言えます。そして面白いことに、地球上に住んでいる無数の種類の動物のなかで、そのようなことをする生きものは人間だけなのです。考えてみると、これはとても不思議なことです。
 私たちはなぜ「美」にそれだけこだわるのでしょう。そのような美を追い求めるために、人類は長い歴史のあいだ、ずっと絵を描き続けてきました。なぜ人間だけが、そのようなアートを必要とするのでしょう。──ではこれから、皆さんと一緒に人類だけがもつこの不思議な価値観について考えていきましょう。それはひいては、人間ってなんだろう、私たちは他の動物とどこが違うのだろう、といった考察へと繋がっていくはずです。(はじめにより)
目次
第1章 人間とアートは切っても切り離せない?!
第2章 アートはどのように生まれたか?
第3章 アートが“働く”とは?
第4章 アートが面白いってどういうこと?
著者略歴(池上 英洋)
池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年、広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。現在、東京造形大学教授。専門はイタリア・ルネサンスを中心とする西洋美術史・文化史。『レオナルド・ダ・ヴィンチ――生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)で第4回フォスコ・マライーニ賞を受賞。『西洋美術史入門』(プリマー新書)、『西洋美術史入門〈実践編〉』(プリマー新書)、『パリ 華の都の物語』(ちくま新書)など著書多数。
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