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タイトル |
初夏ものがたり |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■山尾 悠子 [著・文・その他] ■酒井 駒子 [著・文・その他]
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出版社 |
筑摩書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1000円 |
シリーズ |
ちくま文庫 |
ページ数 |
224p
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Cコード |
0193 |
発売予定日 |
2024-06-10 |
ジャンル |
一般/文庫/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784480439550 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
初期のSFファンタジー『オットーと魔術師』収録の表題作品を酒井駒子の挿絵と共に。みずみずしさを織り込み、鮮やかで不思議な印象を残す4作品。
酒井駒子の描きおろし作品を添えて、
幻の初期ファンタジー作品、待望の復刊
今は亡きあの人が、こちらの世界に存在できるのは、午前零時まで。
思いがけない邂逅の行方は……
幻の初期ファンタジー小説集『オットーと魔術師』収録の表題作品が、酒井駒子の挿絵とともによみがえる。今は亡き人が大切な人のもとを訪れる、その仲立ちをするのは謎の日本人ビジネスマン、タキ氏。まばゆさと湿り気、黒塗りのリムジン、どこかでひりひりと鳴り続ける電話の音、梅雨を彩る植物……みずみずしい初夏の空気を存分に織り込み、夏の入口にふさわしい、鮮やかな印象を残す4つの小説。解説 東雅夫
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目次 |
第一話 オリーブ・トーマス
第二話 ワン・ペア
第三話 通夜の客
第四話 夏への一日
『初夏ものがたり』解説 東雅夫
装画 酒井駒子
カバーデザイン 名久井直子 |
著者略歴(山尾 悠子) |
山尾 悠子(やまお・ゆうこ):岡山市生まれ、小説家。同志社大学文学部国文学科卒業。1975年、「仮面舞踏会」(「S-Fマガジン」早川書房)でデビュー。2018年、『飛ぶ孔雀』で泉鏡花文学賞、日本SF大賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。小説に『仮面物語 或は鏡の王国の記』、『オットーと魔術師』、『ラピスラズリ』、『増補 夢の遠近法』、『歪み真珠』、『山の人魚と虚ろの王』、エッセイ集『迷宮遊覧飛行』、歌集『角砂糖の日』などの著書がある。 |
著者略歴(酒井 駒子) |
酒井 駒子(さかい・こまこ):兵庫県生まれ、絵本作家。『橋の上で』(文・湯本香樹実、日本絵本賞受賞)、『金曜日の砂糖ちゃん』(ブラチスラバ世界絵本原画展金牌)、『BとIとRとD』『森のノート』などの著書がある。 |