『駄目も目である ~木山捷平小説集 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
駄目も目である |
サブタイトル |
木山捷平小説集 |
著者 [著者区分] | ■木山 捷平 [著・文・その他] ■岡崎 武志 [著・文・その他]
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出版社 |
筑摩書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1000円 |
シリーズ |
ちくま文庫 |
ページ数 |
384p
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Cコード |
0193 |
発売予定日 |
2024-10-11 |
ジャンル |
一般/文庫/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784480439871 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
木山捷平は詩人として活動をはじめ、太宰治や井伏鱒二と交流を持ちながら小説家としての才能を開花させる。飄逸でユーモアに溢れる世界は唯一無二。決してよく知られた作家ではないが、現在まで静かに愛され続けてきた。木山作品をこよなく愛する岡崎武志が、木山自身を投影した"正介"が登場し東京の街を闊歩する作品を中心に編んだオリジナル作品集。「軽石」「苦いお茶」「下駄の腰掛」ほか収録。
カバー装画 牧野伊三夫
カバーデザイン 松本孝一
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目次 |
耳かき抄
竹の花筒
貸間さがし
お守り札
下駄に降る雨
下駄の腰掛
冬晴
苦いお茶
川風
太宰治
月桂樹
釘
軽石
赤い靴下
大安の日
編者解説 岡崎武志 |
著者略歴(木山 捷平) |
木山 捷平(きやま・しょうへい):1904-68年。岡山県生まれ。東洋大学中退。はじめは詩を書いていたが、1933年、太宰治らと同人誌「海豹」を創刊し小説家としても才能を開花させる。ついで保田与重郎の「日本浪漫派」に参加。終戦間際に満州にわたり現地招集を受け苦労した。この体験をユーモアまじりに書いた「長春五馬路」がある。帰国後、不遇の生活を送るが1956年、「耳学問」でユニークな庶民派作家として注目を集める。日常のつましい哀歓を軽妙に描きつづけた。1963年、『大陸の細道』で芸術選奨文部大臣賞受賞。 |
著者略歴(岡崎 武志) |
岡崎 武志(おかざき・たけし):1957年大阪府生まれ。書評家、ライター。『古本大全』『ここが私の東京』、編書に『愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集』(以上、ちくま文庫)など、古本や出版に関する著作は多数。 |