『父の乳』の詳細情報

父の乳
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タイトル 父の乳
サブタイトル
著者 [著者区分]獅子 文六 [著・文・その他]
出版社 筑摩書房 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ ちくま文庫
ページ数 672p Cコード 0193
発売予定日 2024-12-12 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784480439963 判型 文庫(A6)
内容紹介
「私は、自叙伝を書くつもりはなく、自分のうちにある“父”を、書きたいのである」──獅子文六は横浜の裕福な貿易商の家に生まれるが、十歳のときに父親を失い、その悲しみはいつまでも消えなかった。この慕情は六十歳で授かった息子への強い愛情へ変わる。本作は獅子文六の少年期から青年期までと、そこから四十年をへた晩年の愛息との日々を描いた自伝的作品。解説 岩田敦夫
カバーデザイン 宇都宮三鈴
カバー装画 河村怜
目次
父の乳
『父の乳』刊行に際して 岩田敦夫
著者略歴(獅子 文六)
獅子 文六(しし・ぶんろく):1893─1969年。横浜生まれ。小説家・劇作家・演出家。本名・岩田豊雄。慶應義塾大学文科予科中退。フランスで演劇理論を学び日本の演劇振興に尽力、岸田國士、久保田万太郎らと文学座を結成した。庶民生活の日常をとらえウィットとユーモアに富んだ小説は人気を博し、昭和を代表する作家となる。『コーヒーと恋愛』『悦ちゃん』『娘と私』『七時間半』など長篇小説の他、『獅子文六短篇集』〈モダンガール篇〉〈モダンボーイ篇〉もある (ちくま文庫)。『娘と私』はNHK連続テレビ小説の1作目となった。『ちんちん電車』『食味歳時記』などのエッセイも多く残した。芸術院賞受賞、文化勲章受章。
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