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タイトル |
日本人 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 柳田 國男 [編集]
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出版社 |
筑摩書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1300円 |
シリーズ |
ちくま学芸文庫 |
ページ数 |
336p
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Cコード |
0121 |
発売予定日 |
2024-07-12 |
ジャンル |
一般/文庫/日本歴史 |
ISBN |
9784480512512 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
日本各地の伝統行事や習俗、伝承を集めるのが目的と思われがちな民俗学。しかし民俗学の父・柳田國男が目指したのは、民俗調査によって日本人の国民性を形成したものを明らかにし、現在起きている問題を解決する一助とすることだった。官僚として人生のキャリアをスタートさせた柳田は「なぜ選挙のたびに不正が行われるのか」という問題意識を常に持っていた。柳田は現前の疑問に答えるべく自らの学を展開していく中で、その原因となるオヤカタ・コカタなどの民間習俗に辿り着く。柳田が「世相解説の学」「経世済民の学」と定義した民俗学の立ち位地を鮮明に示す日本人論の白眉。
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目次 |
一 日本人とは
二 伝承の見方・考え方
三 家の観念
四 郷土を愛する心
五 日本人の生活の秩序
六 日本人の共同意識
七 日本人の表現力
八 日本人の権威観
九 文化の受けとり方
一〇 不安と希望
「日本人」座談会
失ったものへの反省/日本人は本来何をもっていたか/日本群島の自然環境/郷土愛と肉親の愛情/家族制度と親方・子方/祖先信仰と民族の結合/東方浄土の信仰
あとがき
解説 「日本人」論のむつかしさ(阿満利麿)
索引 |
著者略歴(柳田 國男) |
柳田 國男(やなぎた・くにお):1875-1962年。兵庫県に生まれる。幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す。 |