『物理学の誕生 ~山本義隆自選論集Ⅰ ~ 』の詳細情報

物理学の誕生
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タイトル 物理学の誕生
サブタイトル 山本義隆自選論集Ⅰ
著者 [著者区分]山本 義隆 [著・文・その他]
出版社 筑摩書房 レーベル Math & Science
本体価格
(予定)
1300円 シリーズ ちくま学芸文庫
ページ数 352p Cコード 0142
発売予定日 2024-10-11 ジャンル 一般/文庫/物理学
ISBN 9784480512611 判型 文庫(A6)
内容紹介
科学史家・山本義隆がこれまでに発表した物理学/物理学史に関する20本以上の論文・講演原稿・書評などを集成、全2巻として刊行する。物理学とはどのような学問で、いかなる発展を遂げてきたのか。『物理学の誕生』と題した本書では、「16世紀文化革命」に注目しつつ、古代からコペルニクス、ケプラーを経て近代力学の形成までの過程を中心にたどる。山本義隆による山本義隆入門ともいうべき画期的論集。収録論考:「アリストテレスと占星術」「シモン・ステヴィンと16世紀文化革命」「「ガリレイ革命」をめぐって」「ニュートンと天体力学」「物理学の誕生」など。
目次
1. アリストテレスと占星術
2. 近代的自然観の形成――発展のカギとなった遠隔力の概念
3. 在野で学ぶということについて
《付録》第一級のノンフィクション 大佛次郎『パリ燃ゆ』の面白さ
4.『磁力と重力の発見』をめぐって
5. 16 世紀文化革命
6.「ルネサンス」と「16 世紀文化革命」
7. 科学史の基本問題に取り組んで
8. シモン・ステヴィンと16 世紀文化革命
9.「ガリレイ革命」をめぐって
10.ニュートンと天体力学
《書評》『ニュートン』島尾永康著
《書評》『プリンシピア』I.ニュートン著/中野猿人訳,『ニュートン自然哲学の数学的諸原理』I.ニュートン著/河辺六男訳・解説
《書評》『チャンドラセカールの「プリンキピア」講義――一般読者のために』S.チャンドラセカール著/中村誠太郎監訳
11.物理学の誕生
あとがき
著者略歴(山本 義隆)
山本 義隆(やまもと・よしたか):1941年、大阪府生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院博士課程中退。科学史家、駿台予備学校物理科講師、元東大闘争全学共闘会議代表。著書に、『重力と力学的世界』、『熱学思想の史的展開』、『古典力学の形成』、『磁力と重力の発見』、『一六世紀文化革命』、『世界の見方の転換』、『小数と対数の発見』、『解析力学Ⅰ・Ⅱ』(共著)、『幾何光学の正準理論』、『近代日本一五〇年』、『私の1960年代』、『核燃料サイクルという迷宮』ほか多数。訳書に、カッシーラー『実体概念と関数概念』、ニールス・ボーア『因果性と相補性』『量子力学の誕生』などがある。
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