『乱れからくり【新装版】』の詳細情報

乱れからくり【新装版】
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タイトル 乱れからくり【新装版】
サブタイトル
著者 [著者区分]泡坂 妻夫 [著・文・その他]
出版社 東京創元社 レーベル
本体価格
(予定)
1000円 シリーズ 創元推理文庫
ページ数 384p Cコード 0193
発売予定日 2024-07-11 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784488402303 判型 文庫(A6)
内容紹介
ここには、泡坂妻夫という作家の全てがある。
伏線、ダブルミーニング、ホワットダニット、謎解きの鮮やかさ、
そして、大人の遊び心が。――阿津川辰海(解説より)

第三十一回日本推理作家協会賞受賞作にして不朽の名作!

玩具会社部長の馬割朋浩は、乗車中に隕石が直撃するという奇禍で命を落とす。その葬儀も終わらぬ内に、今度は彼の幼い息子が睡眠薬を過って飲んで死亡する。更に、不可解な死が連続して馬割家を襲う。一族の謎と、ねじ屋敷と呼ばれる馬割家の庭に造られた、巨大迷路に隠された秘密とは? からくり尽くしの中で、探偵事務所所長・宇内舞子と新米助手・勝敏夫が事件に挑む。第31回日本推理作家協会賞受賞作にして不朽の名作、待望の新装版!解説=阿津川辰海
目次
著者略歴(泡坂 妻夫)
泡坂 妻夫
1933年東京生まれ。75年「DL2号機事件」が第1回幻影城新人賞佳作となりデビュー。78年『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞、82年『喜劇悲奇劇』で第9回角川小説賞、88年『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞、90年『蔭桔梗』で第103回直木賞を受賞。著書に『11枚のとらんぷ』『亜愛一郎の狼狽』『湖底のまつり』『煙の殺意』『妖女のねむり』『しあわせの書』『生者と死者』『夜光亭の一夜』等がある。奇術界でも著名で、69年に石田天海賞を受賞。2009年没。
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