『源氏供養 ~草子地宇治十帖 ~ 』の詳細情報

源氏供養
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タイトル 源氏供養
サブタイトル 草子地宇治十帖
著者 [著者区分]森谷 明子 [著・文・その他]
出版社 東京創元社 レーベル
本体価格
(予定)
940円 シリーズ 創元推理文庫
ページ数 400p Cコード 0093
発売予定日 2024-07-19 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784488482060 判型 文庫(A6)
内容紹介
藤原道長の別荘で毒殺未遂!?
都を離れ、宇治の庵にて紫式部最後の謎解き
『宇治十帖』の秘密に迫る、王朝推理絵巻 完結編
東京創元社創立70周年記念文庫書き下ろし

西国でのちに「刀伊の入寇」と呼ばれる騒乱が起こり、それを発端としたはやり病の広がりが都でも噂された寛仁三年。紫式部(香子)は出家し、宇治の庵で一人で暮らしている。小一条院妃延子より『源氏物語』の続きを促す便りをもらうも、手指の痛みで筆をとることができずにいた。そんなある日、庵のそばで毒を盛られたとみられる猫の死体が見つかり……。王朝推理絵巻、完結篇。著者あとがき=森谷明子

■目次
序章
第一章『その頃』
第二章 刀伊の夏
第三章『その頃、藤壺と聞こゆるは』
第四章『その頃、横川に』
第五章『とぞ本にはべめる』
第六章『その頃、按察使(あぜち)大納言と聞こゆるは』
終章
目次
著者略歴(森谷 明子)
森谷 明子
神奈川県生まれ。2003年、紫式部を探偵役にした王朝ミステリ『千年の黙(しじま) 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。卓越した人物描写とストーリーテリングで高い評価を受ける。著書に、『千年の黙』に続く〈王朝推理絵巻〉シリーズの『白の祝宴』『望月のあと』、図書館司書の経験を活かした〈秋葉図書館の四季〉シリーズの『れんげ野原のまんなかで』『花野に眠る』『星合う夜の失せもの探し』の他、『春や春』『七姫幻想』『深山に棲む声』『涼子点景1964』『葛野(かどの)盛衰記』『FOR RENT 空室あり』『晴明変生』などがある。
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