『3ステップの視点で保育が楽しくなる! つながる保育スタートBOOK』の詳細情報

3ステップの視点で保育が楽しくなる! つながる保育スタートBOOK
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 3ステップの視点で保育が楽しくなる! つながる保育スタートBOOK
サブタイトル
著者 [著者区分]■社会福祉法人 檸檬会 [著・文・その他]
■青木 一永 [著・文・その他]
出版社 東洋館出版社 レーベル
本体価格
(予定)
2400円 シリーズ
ページ数 188p Cコード 3037
発売予定日 2022-07-19 ジャンル 専門/単行本/教育
ISBN 9784491047591 判型 B5
内容紹介
写真でわかる3~5歳児の豊かな学び。「参加」から「参画」へ! 子ども発の探究的な保育実践を提案!

本書の概要
本書で紹介する「つながる保育」とは、保育者がテーマを決めたり主導したりするのではなく、子ども自身が興味・関心のあることから、もっと知りたいこと・試したいことを見つけ、遊びや生活の中で学びを深めていくプロジェクト・アプローチに基づく実践です。
本書からわかること
子どもの「なんでだろう?」が豊かな学びにつながる!「つながる保育」3つの段階:「つながる保育」のプロジェクトを3つの連続した段階として捉えることで、保育者と子どもたちによる目的を持った探究として、深まりや盛り上がりを生むことに役立ちます。
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める―プロジェクトの始まり。子どもが興味・関心のあるテーマから、探究の的を見つける。
ステップ2 探究する―プロジェクトの発展。探究の的に向けて探究する。
ステップ3 探究を振り返り表現する―プロジェクトの締めくくり。探究を振り返り表現する。

「つながる保育」で大切にしていること
①探究する
②計画ウェブマップをつくる
③サークルタイムを実施する
④探究が深まる環境づくり

こんな人におすすめ
保育というものは、特に若手保育者にとって分かりにくさを抱えたままのものとなり、「どうして〇〇先生は、あんなにアイデア豊富で豊かな保育ができるのだろう」と、たくさんの疑問や羨ましさを抱えているでしょう。 社会福祉法人檸檬会で、プロジェクトアプローチに関する往還型研修を実施したところ、多くの保育者の実践に変化が生まれ、探究的な保育が次々と生まれました。ではそれらの実践は、どの面を切っても同じような保育実践だったかと言うと決してそうではありません。むしろ、保育者と子どもたちとの間での、その時に、そこでしか奏でることのできないハーモニーが生まれたのです。つまり、保育者が「型」を知ったことで、子どもたちの対話を引き出し、環境や関わりが豊かになり、探究が進んでいったのです。 保育は面白いものであるからこそ、多くの人にその魅力を最大限に感じてほしい。そのためにこの書籍が活用されることを心から願っています。
目次
第1章 つながる保育が重要なわけ

Section 1 なぜ、つながる保育が必要なのか
 1 つながる保育とは何か ……… 8
 2 つながる保育が育むもの ……… 9
 3 保幼小接続にも役立つつながる保育 ……… 12
 4 SDGs にも貢献するつながる保育 ……… 14
 5 つながる保育の意義 ……… 18
Section 2 つながる保育を始める前に、押さえておくべきこと
 1 つながる保育がすべてではない ……… 19
 2 つなげる保育ではない ……… 20
 3 柔軟性を持って進める ……… 21
 4 つなげない・待つ・あきらめる勇気を持つ ……… 21
Section 3 つながる保育を進めるうえでの基本的な解説
 つながる保育の3 段階 ……… 22

Column1 つながる保育と身体表現 ……… 25

第2章 つながる保育の進め方

第1段階  プロジェクトの始まり
 1 子ども理解から始まるつながる保育 ……… 28
 2 子供が関心を持っていそうなテーマの目星をつける ……… 29
 3 つながる保育のテーマ・トピックの選択 ……… 29
 4 計画ウェブマップをつくる ……… 32
 5 子どもとのウェブマップづくり ……… 40
 6 探究を始める ……… 43
 7 サークルタイムを実施する ……… 45
 8 探究が深まる環境づくり ……… 48
 9 探究の的を洗い出す ……… 55
 10 保護者に伝える ……… 57
 11 第1段階のまとめ ……… 57
第2段階 プロジェクトの発展
 1 探究するとは ……… 59
 2 探究方法を子どもに伝えていこう ……… 60
 3 子どもたちの対話をデザインする ……… 64
 4 探究が深まる環境をつくろう ……… 65
 5 ゲストを呼ぼう ……… 70
 6 フィールドワークに出かけよう ……… 73
 7 プロジェクトを振り返る場を設けよう ……… 76
 8 第2段階のまとめ ……… 77
第3段階 プロジェクトの締めくくり
 1 第3段階を始める時期を見極めよう ……… 79
 2 プロジェクトを振り返ろう ……… 80
 3 自分たちの学びをどう表現するか考えよう ……… 81
 4 第3段階のまとめ ……… 86
ま と め  プロジェクト全体を通した流れ
 段階ごとの活動例 ……… 88

Column2 造形コーナーをどうつくる? ……… 90

第3章 つながる保育の実践事例

Section01 川のゴミを取りたい
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める
 1 何で海の中にゴミが落ちているの? ……… 96
 2 川に流れるゴミを取りたい ……… 96
第2段階 探究する
 1 自分たちが作った道具を使って、川のゴミを取ってみよう ……… 98
 2 道具を改良して、川の水をすくうことに成功 ……… 100
第3段階 探究を振り返り表現する
 1 学んだことを「まなびんちゅ展」で伝えよう ……… 102
 2 続いていく子どもたちの探究 ……… 103
事例解説 「 おもしろい」という原動力 ……… 104

Section02 大雨のニュースから考えた安全な暮らし
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める
 1 洪水ってなんだろう?おうちに水が入ってくるって、どういうこと? ……… 108
 2 洪水について高まる関心 ……… 108
第2段階 探究する
 1 自分たちで確かめよう ……… 110
 2 避難バッグの中身を調べてみよう ……… 112
 3 栄養士や消防士の話を聞いてみよう ……… 112
第3段階 探究を振り返り表現する
 1 みんなに知識を伝えたい ……… 114
 2 伝えたいことを考えてみよう ……… 114
 3 大切なことを伝えてみよう ……… 115
事例解説 ニュースと自分たちの暮らしをつなぐ ……… 116

Section03 竜巻から広がる天気への関心
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める
 1 竜巻って何だろう?天気や気象への興味 ……… 120
 2 台風への興味が深まる ……… 121
第2段階 探究する
 1 身近な天気を見つめてみよう ……… 123
 2 天気を体で表現してみよう ……… 124
第3段階 探究を振り返り表現する
 1 お天気カルタで天気に関する知識をみんなに伝えたい ……… 125
 2 生活発表会で自分たちの学びを表現しよう ……… 125
 3 3 か所をオンライン会議システムでつないだ天気予報ごっこ当日 ……… 126
事例解説 子どもの姿に合わせて柔軟に対応する ……… 128

Section04 土の違いについて知りたい
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める
 1 畑の土には、なぜ虫がいるのだろう? ……… 132
 2 土にはどんな種類があるのかな? ……… 133
第2段階 探究する
 1 いろいろな土を調べてみよう ……… 134
 2 土に水を加えるとどうなるのか、観察してみよう ……… 135
 3 “ つち博士”(高校の理科の先生)の話を聞いてみよう ……… 135
第3段階 探究を振り返り表現する
 1 今度は自分たちが“ つち博士” ……… 137
 2 もっとたくさんの人に伝えたい ……… 137
 3 発表の後も続く探究 ……… 139
事例解説 身近なことへの探究から社会へとつながる ……… 140

Section05 どうしたら高く積めるのか
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める
 1 ダンボール箱を高く積みたい ……… 144
 2 高く積むにはどうすればいいのか考えてみよう ……… 144
第2段階 探究する
 1 自分の考えた方法で積んでみよう ……… 146
 2 崩れずに高く積む方法を知っている人は、どんな人だろう? ……… 147
 3 積み木博士との出会い ……… 148
第3段階 探究を振り返り表現する
 1「 ばちん!」(生活発表会)で積み木で大きなものを表現したい ……… 149
 2 自分の作品からみんなの作品へ ……… 150
 3 作ったものをみんなに見てもらおう ……… 150
事例解説 日常にあるつながる保育 ……… 152

Section06 お米は全部一緒じゃないの?
第1段階 テーマやトピックを見つける・決める
 1 お米って全部一緒じゃないの? ……… 156
第2段階 探究する
 1 どんなお米の種類があるか調べてみよう ……… 158
 2 お米に興味を持つ“ お米リーダー” の出現 ……… 160
 3 お米を食べてみる ……… 161
第3段階 探究を振り返り表現する
 1 お米について、調べたことを伝えよう ……… 162
 2 高校生のお兄さん・お姉さんに手紙を書こう ……… 162
事例解説 自分ごと化へのデザイン ……… 164

Column3 つながる保育とICT ……… 166

第4章 つながる保育の実践者座談会……… 167
著者略歴(社会福祉法人 檸檬会)
福祉・教育を中心に、全国でおよそ80施設を運営する社会福祉法人。「なんだろうのその先へ」を合言葉に探究的な保育の実現を目指している。
[運営施設]
・レイモンド保育園
・れもんのこ保育園
・Kids&More
・レモネードキッズ、ほか
著者略歴(青木 一永)
社会福祉法人 檸檬会 副理事長
大阪総合保育大学非常勤講師
1977年、岐阜県下呂市生まれ。大学卒業後、国家公務員として勤務。その後、社会福祉法人檸檬会に入職し、園長職等を経て現職。園長時代に大学院に通い始め、2019年博士学位取得。2015年日本乳幼児教育学会新人賞受賞。大学院では、裁量の多い中で保育者がどのように保育活動を構想しているのかに焦点を当て研究し、そこで得られた知見を保育者育成に活かしている。本書も、保育の分からなさを解消する一助になることを願って執筆。現在は、副理事長として全国約80施設の運営や職員育成を行うほか、大学非常勤講師として学生指導、講演活動、海外の保育者の育成を行っている。また、プロコーチとして主に保育園園長や経営者のコーチングを行っている。
他の書籍を検索する