『算数の本質に導く授業力 ――「学び」の時代の教師の役割』の詳細情報
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タイトル |
算数の本質に導く授業力 ――「学び」の時代の教師の役割 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 全国算数授業研究会 [著・文・その他]
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出版社 |
東洋館出版社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2300円 |
シリーズ |
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ページ数 |
288p
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Cコード |
3037 |
発売予定日 |
2024-08-19 |
ジャンル |
専門/単行本/教育 |
ISBN |
9784491055534 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
すべての子どもに真正の学びを保障するための、本質に導く授業力とは 。 学び方の転換期の今、教師の役割を見つめ直す。
本書の概要 子どもの多様性に応じた指導や、デジタル学習基盤の整備など学び方が大きく変わろうとしています。こうした流れの中で、教師が教科の本質を理解することの重要性が再注目されています。子どもの姿に見る算数科の本質と、それを実現する授業力について、授業を見て語り合うことを続けてきた、全国算数授業委 研究会ならではの実践提案の一冊です。
本書からわかること 個別学習最適な学び など、多様な学習形態のあり方が研究されるようになりました。子どもに委ねた授業で真の学びを保障するためには、確かな教材研究をした教師の適切な関わりが不可欠です。 本書では、算数の本質を、「単元で最もポイントとなる、数学的な見方・考え方」だと定義し、子どもの姿に見る算数授業の本質を提案しています。また、具体的な実践例も上げながら、算数の本質に導く教師の役割を再定義しています。
「学び」の時代にこそ必要な4つの授業力 1.「学び」をつくる子どもを支える 授業力 2.「こえる学び」をつくる 授業力 3.「自立した学び手」を育てる 授業力 4.「任せる」「委ねる」ための 授業力
子どもに問いが生まれることを支えることから、子どもに任せ・委ねるところまで、学習形態が大きく変わっていく中でも、見失ってはいけない算数の本質と、教師の役割を、授業実践者の視点で論じています。
こんな先生におすすめ 算数の授業をよりよくしたい先生
執筆者一覧(執筆順) 盛山隆雄 (筑波大学附属小学校) 山田剛史 (東京学芸大学附属竹早小学校) 中田寿幸 (筑波大学附属小学校) 青山尚司 (筑波大学附属小学校) 河内麻衣子 (東京都豊島区立高南小学校) 尾﨑正彦 (関西大学初等部) 小泉 友 (東京都立川市立西砂小学校) 田中英海 (筑波大学附属小学校) 森本隆史 (筑波大学附属小学校) 大野 桂 (筑波大学附属小学校) 江橋直治 (国立学園小学校) 尾崎伸宏 (成蹊小学校) 千々岩芳朗 (福岡県田川郡香春町立香春思永館) 岡田紘子 (お茶の水女子大学附属小学校) 桑原麻里 (宮崎県宮崎市立江平小学校)
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目次 |
はじめに 盛山隆雄
1章 なぜ今、算数の本質を問うのか 算数の本質とは何か 盛山隆雄 算数の本質から遠ざかる「学び」への危惧 盛山隆雄 算数の本質が「数学的に考える力」を伸ばす 山田剛史 「能動的な学び手」を育てる算数の本質 中田寿幸 「個別最適な学び」「協働的な学び」と算数の本質 青山尚司 算数の本質を味わい「見方・考え方」を深化させる子ども 河内麻衣子
2章 「学び」の時代にこそ必要な教師の授業力 算数の授業力とは何か 尾﨑正彦 「学び」をつくる子どもを支える授業力 小泉 友 「こえる学び」をつくる授業力 田中英海 「自立した学び手」を育てる授業力 森本隆史 「任せる」「委ねる」ための授業力 大野 桂
3章 子どもの姿に見る算数の本質 数の本質 江橋直治 たし算・ひき算の本質 尾崎伸宏 かけ算・わり算の本質 千々岩芳朗 式の本質 岡田紘子 低学年の図形の本質 桑原麻里 高学年の図形の本質 瀬尾駿介 測定の本質 平川 賢 変化と関係の本質 永田美奈子 データの活用の本質 久保田健祐
4章 算数の本質に導く授業実践 算数の本質に導く「数と計算」(低学年)の授業 岩本充弘 算数の本質に導く「数と計算」(中学年)の授業 志田倫明 算数の本質に導く「数と計算」(高学年)の授業 中村 佑 算数の本質に導く「図形」(低学年)の授業 二宮大樹 算数の本質に導く「図形」(中学年)の授業 河合 智史 算数の本質に導く「図形」(高学年)の授業 新城喬之 算数の本質に導く「測定」の授業 千葉修平 算数の本質に導く「変化と関係」(中学年)の授業 向井大嗣 算数の本質に導く「変化と関係」(高学年)の授業 加固希支男 算数の本質に導く「データの活用」の授業 沼川卓也 |
著者略歴(全国算数授業研究会) |
1989 年に,筑波大学附属小学校 教諭の手島勝朗を中心に発足。「授業を見て語り合う」ことに主眼を置き,毎年8 月に筑波大学附属小学校にて,学校教員を対象にした授業研究会を行っている。 また,その時代の学校現場の課題に即した実践書籍も刊行し,「授業者の授業者による授業者のための」算数授業のあり方を提案し続けている。 近刊に『子どもの数学的な見方・考え方が働く算数授業』,『対話的な算数授業に変える 教師の言語活動』など。 |