『もっと話を聞いてほしいんだ ~-ADHDの子どもたちが、大人に伝えたいこと- ~ 』の詳細情報

もっと話を聞いてほしいんだ
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タイトル もっと話を聞いてほしいんだ
サブタイトル -ADHDの子どもたちが、大人に伝えたいこと-
著者 [著者区分]■シャロン・サリーン [著・文・その他]
■中尾由恵 [翻訳]
出版社 東洋館出版社 レーベル
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ
ページ数 384p Cコード 0011
発売予定日 2024-08-27 ジャンル 一般/単行本/心理(学)
ISBN 9784491056098 判型 46
内容紹介
本書では、実際にADHDを抱えて生きている、さまざまな民族的・社会経済的背景を持つ子どもたちの声やエピソードをふんだんに掲載しています。
インタビューの中で語られる話には、子どもたちの自己認識やADHDであることに対する考え方、感じ方が詰まっています。
これらはきっとあなたが子どもたちの思考や感情、行動をよりよく理解したいと考えた時に、重要なヒントとなるでしょう。

■子どもたちにとってかけがえのない理解者・支援者となるためのガイドブック
各章の冒頭でその章のテーマを象徴するようなインタビューを掲載し、全体に具体的なエピソードを散りばめています。
第1部では、ADHD児の子育てにおける5つの「C」のアプローチについて概説し、ADHDや「学び方の違い」との付き合い方、ADHD脳の働きや実行機能の概要、正確な診断を受ける方法、ADHD脳との生活を親子で受け入れる方法をお伝えします。
続く第2部では、学校にまつわるさまざまな問題、具体的には、学力、宿題、セルフ・アドボカシー(自己権利の擁護)などについて取り上げます。
そして第3部では、家庭生活に焦点を当て、子どものかんしゃくや悩み、整理整頓、友達関係、テクノロジーの使用などについて詳しく見ていきます。
また役立つエクササイズや覚えやすいテクニックなど、効果を実感できるさまざまな実践的手法も多数掲載しています。
本書はきっと、あなたが子どもたちにとってかけがえのない理解者・支援者となるための手助けをしてくれるでしょう。
目次
序文
はじめに

第1部:ADHDと共に生きる
第1章 ADHD児の子育てにおける5つの「C」
第2章 ADHD脳を理解すればすべてが変わる
第3章 ADHD脳を受け入れる

第2部:学校生活
第4章 学校のハードルを乗り越える
第5章 理性を保つ:自己コントロール(self-Control)の活用と指導
第6章 子どもの立場で考える:共感・思いやり(Compassion)を育む3つのステップ
第7章 持続的な解決策を考える:協力・連携(Collaboration)がカギ
第8章 一貫性(Consistency)をもって学校問題に取り組み続ける
第9章 称賛・祝福(Celebration):「よくできたね」以上の声かけを

第3部:家庭生活、その後の人生
第10章 大きな感情に対処する
第11章 タスクを遂行する
第12章 友達を作る:ADHD児のソーシャルライフ
第13章 デジタル生活:テクノロジーとの付き合い方

おわりに:希望と自信

謝辞
原注
参考文献
著者略歴(シャロン・サリーン)
個人開業の認定臨床心理士で、ADHDや学習障害、メンタルヘルスの問題が子どもや若者とその家族に与える影響に関する第一人者。多忙な臨床業務のかたわら、学校とも幅広く連携し、教室におけるメンタルヘルスの問題、学習方法の異なる生徒のためのツール開発、教師・保護者間のコミュニケーションについて取り組んでいる。未治療のADHDを抱える弟と共に育った独自の視点と、長年にわたる臨床経験をもとに、情報や感情、対立、ストレスの迷宮から、効果的な対話、支援、つながりへと、多くの家族を導いている。
心理学の知識と演劇の経験を生かし、講演家、ワークショップ・ファシリテーター、臨床家・教育者トレーナーとしても世界的に活躍。子どもや若者におけるADHDや実行機能の理解、10代の脳の仕組み、学習方法の異なる生徒との関わり、デジタル・シティズンの育成など、様々なテーマに取り組んでいる。
著者略歴(中尾由恵)
大阪外国語大学(現・大阪大学)卒。医療系メーカーおよびIT系企業にて社内翻訳・通訳者として勤務後、フリーランス翻訳者として独立。医薬・ライフサイエンス分野を中心に、幅広い翻訳活動に従事している。
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