『栄光の松竹歌劇団史 ~憧れの星座たちが歩んだ軌跡 ~ 』の詳細情報

栄光の松竹歌劇団史
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タイトル 栄光の松竹歌劇団史
サブタイトル 憧れの星座たちが歩んだ軌跡
著者 [著者区分]小針 侑起 [著・文・その他]
出版社 日本評論社 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 288p Cコード 0074
発売予定日 2024-10-02 ジャンル 一般/単行本/演劇・映画
ISBN 9784535587915 判型 A5
内容紹介
水の江瀧子、川路龍子、淡路恵子、草笛光子、倍賞千恵子をはじめ、数多くのスターが活躍した「松竹歌劇団(SKD)」。本書では、彼女たちの様子と、歌劇団創設から国際劇場閉館までの約50年の歴史を、精緻な文献調査とOGたちのオーラルヒストリーによって解き明かす一冊。
『ブギウギ』の主人公のモデルであった笠置シヅ子、京マチ子など、姉妹劇団・OSKとの関係についても解説。
目次
第一章 松竹楽劇部の創設

 芸能の聖地・浅草の一角で
 注目を浴びた東京踊り
 当時の浅草のにぎわい
 飛躍する松竹楽劇部
 初めての歌舞伎座公演
 【コラム】大阪松竹楽劇部のこと

第二章 東京名物となった松竹楽劇部

 若さ溢れるレビューの青春
 浅草松竹座がレビュー劇場に
 男装の麗人・水の江瀧子の人気沸騰
 歌手陣の強化
 ライバル宝塚少女歌劇団
 【コラム】ファンクラブのこと

第三章 松竹少女歌劇黄金時代の到来

 華ひらくレビューの公演
 世間を騒然とさせた桃色争議
 『タンゴ・ローザ』からの出発
 レビュー全盛時代来る
 東洋一の大劇場・国際劇場の落成
 【コラム】松竹楽劇団のこと

第四章 苦境に立った戦時下のレビュー

 改訂された『櫻咲く國』
 日々色濃くなる戦争の影
 決戦下の松竹少女歌劇団
 苦難の松竹芸能本部女子挺身隊時代
 東京大空襲で国際劇場は半壊
 【コラム】ブギ旋風巻き起こる

第五章 戦後復興とともに歩んだ松竹歌劇団

 焼け野原からの再出発
 戦後の待遇改善要求
 国際劇場の新装開場「ラッキイ・スタート」
 戦後復興と歌劇の再興
 『リオ・グランデ』の再演と草笛光子の抜擢
 【インタビュー】小柳久子

第六章 世界に羽ばたく松竹歌劇団

 さよならターキー
 戦後初の海外公演となった第一回東南アジア公演
 続々と登場する次世代スターたち
 浅草から「世界のSKD」へ
 高度経済成長の時代のなかで
 【コラム】美空ひばりと浅草国際劇場

第七章 伝説への道を歩む松竹歌劇団

 フレッシュな時代の到来
 盛んになる海外公演
 時代の波とレビュー
 意欲的な公演の数々
 国際劇場のさよなら公演
 【インタビュー】春日宏美
著者略歴(小針 侑起)
小針 侑起(こばり ゆうき)作家、芸能史研究家
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