『パズルの算法 ~手とコンピュータでのパズルの味わい方 ~ 』の詳細情報

パズルの算法
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タイトル パズルの算法
サブタイトル 手とコンピュータでのパズルの味わい方
著者 [著者区分]上原 隆平 [著・文・その他]
出版社 日本評論社 レーベル
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ
ページ数 160p Cコード 3041
発売予定日 2024-09-27 ジャンル 専門/単行本/数学
ISBN 9784535789876 判型 A5
内容紹介
ハノイの塔、ルービック・キューブ、ライフ・ゲームなどの古典から、他書では見られない、パズル作家たちの独創的な作品まで、幅広いパズルを紹介。
理論計算機科学の観点も交えながら、さまざまなパズルの難しさ、面白さについて新たな視点を与えます。
目次
第1章 ハノイの塔

 ハノイの塔
 ハノイの塔の解き方
 ハノイの塔の状態遷移
 関連パズル:パネックス
 ハノイの塔の単純な解き方

第2章 スライディングブロックパズル

 スライディングブロックパズル
 スライディングブロックパズルの仲間たち

第3章 ペンシルパズル

 ペンシルパズル
 ペンシルパズルのNP完全性
 なぜペンシルパズルはNP完全なのか
 ペンシルパズルから理論への逆襲

第4章 数のパズル

 数のパズル
 虫食い算・覆面算
 メイク10

第5章 15パズル

 15パズル
 15パズルの歴史について
 15パズルの数理とトリック
 15パズルのアルゴリズムと計算量

第6章 シルエットパズル

 シルエットパズル
 タングラム対清少納言智慧の板
 最適解
 理論的な難しさと最近のシルエットパズル進化形

第7章 重ねるパズル

 重ねるパズル
 Kaboozle の困難性

第8章 マッチングパズル

 マッチングパズル
 簡単な話なのか
 マッチングパズルの困難性
 解けるマッチングパズル

第9章 アンチスライドパズル

 パズルの難しさとは?
 アンチスライドパズル
 アンチスライドパズルをコンピュータで解くには

第10章 ルービック・キューブ

 ルービック・キューブと仲間たち
 ルービック・キューブの解法:人間編
 ルービック・キューブの解法:コンピュータ編
 ルービック・キューブの流行の秘密?

第11章 クロスバーパズル

 グラフ同型性判定問題
 クロスバーパズル
 クロスバーパズルの先にあるもの:組木やからくり

第12章 手順の必要なパッキングパズル

 手順の必要なパッキングパズル
 3次元版
 2次元版
 計算量的な難しさ
 蛇足:不可能物体

第13章 折り紙パズル

 折るパズル
 折るパズルの困難性
 折るパズルをコンピュータで解く

第14章 裁ち合わせパズル

 裁ち合わせパズル
 デュードニー氏の裁ち合わせパズル
 一般的な場合の技法

第15章 ペグソリテア

 ペグソリテア
 ペグソリテアの思い出:その1
 ペグソリテアの思い出:その2
 過去の精算
 未来に向けて

第16章 パズルソルバ

 コンピュータで解く:さまざまなソルバ
 そもそも算法とは何だったのか

第17章 コンウェイのライフ・ゲームと計算不能性

 計算不能なパズルとコンウェイのライフ・ゲーム
 コンウェイのライフ・ゲーム

付録
 ポリオミノ・ポリキューブ・ポリアボロ
 チューリング機械
 計算可能な関数と計算量クラス
著者略歴(上原 隆平)
上原 隆平(うえはら りゅうへい)北陸先端科学技術大学院大学教授
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