『プトレマイオス一世 ~エジプト王になったマケドニア人 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
プトレマイオス一世 |
サブタイトル |
エジプト王になったマケドニア人 |
著者 [著者区分] | ■イアン・ウォーシントン [著・文・その他] ■森谷 公俊 [翻訳]
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出版社 |
白水社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
4800円 |
シリーズ |
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ページ数 |
390p
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Cコード |
0022 |
発売予定日 |
2025-01-27 |
ジャンル |
一般/単行本/外国歴史 |
ISBN |
9784560091524 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
先見の明と野望を備えた「王にして知識人」
アレクサンドロス大王の名はよく知られている。だが、なぜそうなったのかというと、その死後に配下の将軍たちが、我こそは大王の正統な後継者だと主張して貨幣に大王の肖像を描き、大王にならって都市を建設し、異民族とうまく共存できる統治を模索するなど、大王の遺産を最大限に利用したからである。そうして生まれた王朝のうちもっとも長続きしたのが、クレオパトラ七世で知られるエジプトのプトレマイオス朝だった。本書はその創始者プトレマイオス一世の、専門家にも一般読者にも読み応え十分な評伝である。 プトレマイオスはアレクサンドロスの学友だったが家柄は低く、側近護衛官に出世しても、軍人としての経験は明らかに不足していた。それがどうやってエジプト総督の地位を手に入れ、将軍たち相手に勝ち抜いていけたのか。著者は、複雑な後継者戦争の展開をわかりやすく整理しつつ臨場感あふれる筆致で描き、時には通説に異議を唱えながら、プトレマイオスの人物像を浮かび上がらせる。そして文化・経済・宗教政策など、彼の洞察力と先見の明、断固たる実行力を示しつつ、晩年に執筆したアレクサンドロスの伝記的作品について多面的に考察する。
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目次 |
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著者略歴(森谷 公俊) |
1956年生まれ。帝京大学名誉教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史。著書に『アレクサンドロス大王 東征路の謎を解く』『図説アレクサンドロス大王』(以上、河出書房新社)『アレクサンドロスの征服と神話』(講談社学術文庫)など多数、訳書にプルタルコス『新訳アレクサンドロス大王伝』(河出書房新社)、カーニー『アルシノエ二世――ヘレニズム世界の王族女性と結婚』(白水社)がある |