『16人16曲でわかる オペラの歴史』の詳細情報

16人16曲でわかる オペラの歴史
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タイトル 16人16曲でわかる オペラの歴史
サブタイトル
著者 [著者区分]加藤 浩子 [著・文・その他]
出版社 平凡社 レーベル 平凡社新書
本体価格
(予定)
1000円 シリーズ
ページ数 304p Cコード 0273
発売予定日 2022-11-17 ジャンル 一般/新書/音楽・舞踊
ISBN 9784582860160 判型 新書(B40)
内容紹介
モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ……。名高い音楽家の多くは、今も頻繁に上演される「新しい時代」を切り開いた有名オペラを作曲してきた。年月を経て生き残ってきた人気の秘密とは何か。作品を知るには欠かせない作者の人生や作曲家が生きた時代背景までをも網羅した画期的な一冊。
《椿姫》《カルメン》《フィガロの結婚》はなぜ傑作か? 作曲家16人の代表作でオペラ史の流れがまるごとつかめる!

湯山玲子さん推薦!
「男女関係、金と権力、宗教、国家の思惑、マーケティングに処世術……。文化の一大山脈を把握する、真にインテリジェンスな一冊だ!!」


《目次》
はじめに

序章 オペラ誕生
第1章 モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》
第2章 ヘンデル《エジプトのジューリオ・チェーザレ》
第3章 モーツァルト《フィガロの結婚》
第4章 ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》
第5章 ドニゼッティ《ランメルモールのルチア》
第6章 ベッリーニ《ノルマ》
第7章 ヴェルディ《椿姫(ラ・トラヴィアータ)》
第8章 ウェーバー《魔弾の射手》
第9章 ワーグナー《ワルキューレ》
第10章 ヨハン・シュトラウス二世《こうもり》
第11章 グノー《ファウスト》
第12章 ビゼー《カルメン》
第13章 プッチーニ《蝶々夫人》
第14章 チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》
第15章 リヒャルト・シュトラウス《ばらの騎士》
第16章 ベルク《ヴォツェック》
補章 團伊玖磨《夕鶴》
終章 オペラのその後

推薦映像
あとがき
文献紹介


《著者紹介》
東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院修了(音楽史専攻)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてインスブルック大学に留学。大学講師、音楽物書き。著書に『今夜はオペラ!』『モーツァルト 愛の名曲20選』『オペラ 愛の名曲20選+4』『ようこそオペラ!』(以上、春秋社)、『バッハへの旅』『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』(以上、東京書籍)、『さわりで覚えるオペラの名曲20選』(中経出版)、『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』『バッハ』『オペラで楽しむヨーロッパ史』(以上、平凡社新書)など。著述、講演活動のほか、オペラ、音楽ツアーの企画・同行も行う。
目次
はじめに

序章 オペラ誕生
ルネッサンスからバロックへ、フィレンツェからヴェネツィアへ、宮廷芸術から商業娯楽へ

第1章 モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》
オペラ史上初の高峰、モンテヴェルディ/道徳を蹴散らす愛/ヴェネツィア共和国万歳!/音楽が表現する個性的なキャラクター

第2章 ヘンデル《エジプトのジューリオ・チェーザレ》
モンテヴェルディからヘンデルへ──「歌合戦オペラ」の確立/ヘンデル・オペラの特徴/ヘンデル(とバロック)・オペラの復活/物語の背景──シーザーとクレオパトラが選ばれた理由

第3章 モーツァルト《フィガロの結婚》
なぜモーツァルト・オペラは愛されるのか/喜劇オペラの発達──《フィガロの結婚》への道/冒険的だった《フィガロの結婚》/誰もが幸せになれるオペラ

第4章 ロッシーニ《セヴィリアの理髪師》
「歌手のオペラ」の最高峰/ロッシーニ・オペラの魅力──忘却と復活/音楽の「ナポレオン」から美食まで──一九世紀の名物男ロッシーニ/唯一無二の歌合戦コメディ

第5章 ドニゼッティ《ランメルモールのルチア》
ロマン派のあけぼの──ドニゼッティの立ち位置/ベルカント三人衆──プリマドンナの時代とテノールの地位の上昇/苦労人ドニゼッティ/ドニゼッティ随一の人気作

第6章 ベッリーニ《ノルマ》
歌唱美と演劇性の絶妙な融合──ワーグナーも魅了した独特の旋律美/歌手たちの饗宴/
伊達男ベッリーニ/激動の時代の入り口で/原作と違う感動的な結末

第7章 ヴェルディ《椿姫(ラ・トラヴィアータ)》
オペラ史上初の「泣けるオペラ」/「道を外れた女」──作者たちの事情と作品との関係と大いなる誤解/歌手のオペラから作曲家のオペラへ──オペラ史の転換点/宿屋の息子、作曲家、農場主、そして慈善家──実業家ヴェルディ/「建国の父」という神話/「ドラマ」になったオペラ──《椿姫》のリアリズム

第8章 ウェーバー《魔弾の射手》
元祖「ドイツ国民オペラ」/音楽の魅力──オーケストラの充実

第9章 ワーグナー《ワルキューレ》
オペラ改革者ワーグナー/「総合芸術」としてのオペラ/オーケストラの魔術師/神話伝説を選んだ理由──「ドイツ国民オペラ」にとどまらない普遍性/波瀾万丈の人生/神々と家族の物語

第10章 ヨハン・シュトラウス二世《こうもり》
最高にご機嫌な「オペレッタ」の最高峰/庶民に愛される「オペレッタ」──格式ではなく本音の世界/「オペレッタ」から「ウィンナ・オペレッタ」へ/落日のウィーン

第11章 グノー《ファウスト》
フランスオペラのシンボル、旧オペラ座/宮廷オペラからグランド・オペラへ──「格式」が重要だったフランスオペラ/オペラ・コミックからグランド・オペラへ──《ファウスト》小史

第12章 ビゼー《カルメン》
男と女の永遠の法則を描いたフランスオペラ最大のヒット作/リアリズムのオペラ/原作からオペラへ──効果的なオペラへの道/音楽にも生かされた異国趣味/「魔性の女」を愛したフランスオペラ

第13章 プッチーニ《蝶々夫人》
稀代のヒットメーカー/「ジャポニスム」から生まれたオペラ/本当にあった長崎の「現地婚」/「蝶々さん」は実在したのか?──「夢の国日本」の理想の女性/プッチーニ・マジック

第14章 チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》
ロシアオペラの《椿姫》/ロシアオペラ小史──《ボリス・ゴドゥノフ》まで/プーシキン──文学とオペラの祖/チャイコフスキーの私生活と《オネーギン》──押しかけ女房の恋文/多彩な音楽と劇的な幕切れ

第15章 リヒャルト・シュトラウス《ばらの騎士》
小説のようなオペラ/二〇世紀の《フィガロの結婚》プラスアルファ/一八世紀ウィーンという桃源郷──折り重なる「時」の美

第16章 ベルク《ヴォツェック》
オペラを殺したオペラ/オペラになった貧困問題──ベルクの私的な事情/浮遊する音──「無調」と「調性」の境目/オペラはどこへ──世界大戦とその後

補章 團伊玖磨《夕鶴》
日本人の「国民オペラ」/日本語の美しさ──字幕のいらない日本語オペラ/教養人、團伊玖磨/音楽の美しさとわかりやすさ/付記:それ以外の日本人オペラについての簡単な覚書

終章 オペラのその後
オペラは「ミュージカルの最高峰」?/二〇世紀オペラの冒険と袋小路/「オペラ」の境界は誰が決めるのか/古い作品を現代に蘇らせる「演出」

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あとがき
文献紹介
著者略歴(加藤 浩子)
東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院修了(音楽史専攻)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてインスブルック大学に留学。音楽物書き。著書に『今夜はオペラ!』『モーツァルト 愛の名曲20選』『オペラ 愛の名曲20選+4』『ようこそオペラ!』(以上、春秋社)、『バッハへの旅』『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』(以上、東京書籍)、『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』『カラー版 音楽で楽しむ名画』『バッハ』(以上、平凡社新書)など。著述、講演活動のほか、オペラ、音楽ツアーの企画・同行も行う。
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