『生活保障と税制度の哲学』の詳細情報

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タイトル 生活保障と税制度の哲学
サブタイトル
著者 [著者区分]■「未来世界を哲学する」編集委員会 [編集]
■神島 裕子 [編集]
出版社 丸善出版 レーベル 未来世界を哲学する
本体価格
(予定)
2400円 シリーズ
ページ数 192p Cコード 1310
発売予定日 2025-02-04 ジャンル 教養/全書・双書/哲学
ISBN 9784621309896 判型 46
内容紹介

資本主義の進展にあわせて成立した福祉国家は、20世紀の戦後リベラリズムという特異な状況下で、国家による生活保障という理念を社会にひろく浸透させた。だが、経済成長の鈍化による財源確保の問題、少子化の問題、世代間格差の問題などの深刻化によって、この理念は現在、空中崩壊しつつある。生活保障とは何か。生活保障は誰が誰に対してどのように行うべきものなのか。税制度を通じた世代間格差の是正は可能なのか。21世紀には、生活保障のあり方を理念的・制度的に再検討する必要性が高まってゆく。

目次
第1章 アナーキズムと社会保障――相互扶助の(複数の)可能性/金山 準
第2章 ベーシックインカム(基本所得)への批判的入門/早川健治
第3章 社会保障制度で世代間格差を乗り越える/迫田さやか
第4章 人権を保障する公正な世界をつくるには /木山幸輔
責任編者解題
索 引
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