『終盤戦 79歳の日記』の詳細情報

終盤戦 79歳の日記
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タイトル 終盤戦 79歳の日記
サブタイトル
著者 [著者区分]■メイ・サートン [著・文・その他]
■幾島幸子 [翻訳]
出版社 みすず書房 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 408p Cコード 0098
発売予定日 2023-03-20 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784622095705 判型 46
内容紹介
私は「この日記を通じて……たとえ老いて病んでいても、海辺の家で暮らすことがどんなご褒美をもたらしてくれるのかを伝え」たい。そして「他人に頼って生きることを学ばなければならなかった」ことも。
次々と訪ねてくれる「宝の山のような」友人たちとの時間は生活を豊かに広げ、愛猫ピエロには時に手を焼き、花々と海には心洗われ、以前だったら返事書きに苦しめられた読者からの手紙が、今では「勇気を注入してくれる注射のようなもの。そのおかげで、長距離走の最後の数周をなんとか走りつづけていられる」

「サートンは何百万もの女性にとって灯台のような存在だった。そしてその光は弱まりつつあるとはいえ、彼女は『独り居の日記』を書いたサートンのままでありつづけている」(「ライブラリー・ジャーナル」)
目次
著者略歴(メイ・サートン)
(May Sarton)
1912-1995。ベルギーに生まれる。4歳のとき父母とともにアメリカに亡命、マサチューセッツ州ケンブリッジで成人する。一時劇団を主宰するが、最初の詩集(1937)の出版以降、著述に専念。小説家・詩人・エッセイスト。日記、自伝的エッセイも多い。邦訳書『独り居の日記』(1991)『ミセス・スティーヴンズは人魚の歌を聞く』(1993)『今かくあれども』(1995)『夢見つつ深く植えよ』(1996)『猫の紳士の物語』(1996)『私は不死鳥を見た』(1998)『総決算のとき』(1998)『海辺の家』(1999)『一日一日が旅だから』(2001)『回復まで』(2002)『82歳の日記』(2004)『70歳の日記』(2016)『74歳の日記』(2019、いずれもみすず書房)。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
著者略歴(幾島幸子)
(いくしま・さちこ)
1951年東京都に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。翻訳家。訳書 M・サートン『総決算のとき』(1998、みすず書房)N・クライン『ショック・ドクトリン』(共訳、2011、岩波書店)S・ピンカー『暴力の人類史』(共訳、2015、青土社)M・サートン『70歳の日記』(2016、みすず書房)N・クライン『これがすべてを変える』(共訳、2017、岩波書店)N・クライン『NOでは足りない』(共訳、2018、岩波書店)M・サートン『74歳の日記』(2019、みすず書房)他多数。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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