『ミル自伝 新装版』の詳細情報

ミル自伝 新装版
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タイトル ミル自伝 新装版
サブタイトル
著者 [著者区分]■ジョン・スチュアート・ミル [原著]
■村井章子 [翻訳]
出版社 みすず書房 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 1023
発売予定日 2024-06-18 ジャンル 教養/単行本/伝記
ISBN 9784622097259 判型 46
内容紹介
ジョン・スチュアート・ミルという存在を一言で表すのは難しい。多産のジャーナリスト、才気あふれる論理学者、哲学者、自由主義的な下院議員、最初の夫人参政権論者……「ヴィクトリア時代の火つけ役」とも呼ばれるミルは、父ジェームズの功利主義者のチャンピオンとしての志を継ぐべく父による英才教育を受ける。三歳にしてギリシャ語である。それゆえに生じた青年期の精神の危機、そして長年にわたる交際の末に得た理想の伴侶ハリエット。
ベンサム、リカード等と付き合い、同時代の社会思想のみならず、明治以来の日本にも大きな影響を与えた思想家による自伝の古典。
目次
第一章 子供時代の早期教育
第二章 早期教育の内面的影響——父の性格と価値観
第三章 父の教育の最終段階——自己研鑽の開始
第四章 青年時代の執筆活動——ウェストミンスター・レビュー
第五章 精神の一大危機——思想の新しい展開
第六章 生涯で最も大切な交友の始まり—父の死—1840年までの執筆活動など
第七章 その後の人生
著者略歴(ジョン・スチュアート・ミル)
(John Stuart Mill)
1806年5月20日-1873年5月8日。イギリスの哲学者・経済学者。ジェームズ・ミルの長男として幼時より父から古典教育を受ける。十代から長年にわたって東インド会社で勤務。そのかたわら多分野におよぶ著作によって、同時代と後世の社会民主主義・自由主義思想に多大な影響を与えた。ベンサム、リカード、ヒュームらとの知的交流や社会改革の情熱はよく知られるところで、日本でも明治期からよく読まれた著作家である。著書『論理学体系』『経済学原理』(以上、春秋社)『功利主義論』(中公バックス)『自由論』(光文社古典新訳文庫)など。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
著者略歴(村井章子)
(むらい・あきこ)
翻訳者。上智大学文学部卒業。訳書 カーネマン『ファスト&スロー』(早川書房)、アダム・スミス『道徳感情論』(日経BPクラシックス)、スキデルスキー『ジョン・メイナード・ケインズ』(日経BP)、ティロール『良き社会のための経済学』(日本経済新聞出版社)など。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
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