『コードブレイカー ~エリザベス・フリードマンと暗号解読の秘められし歴史 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
コードブレイカー |
サブタイトル |
エリザベス・フリードマンと暗号解読の秘められし歴史 |
著者 [著者区分] | ■ジェイソン・ファゴン [原著] ■小野木明恵 [翻訳]
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出版社 |
みすず書房 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
496p
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Cコード |
0022 |
発売予定日 |
2024-10-15 |
ジャンル |
一般/単行本/外国歴史 |
ISBN |
9784622097365 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
アメリカにおける現代暗号学の礎を築いた女性エリザベス・スミス・フリードマンの知られざる生涯に迫る傑作評伝。NPR年間最優秀書。
アメリカにおける現代暗号学の礎を築いた女性エリザベス・スミス・フリードマン(1892-1980)の生涯を描く傑作評伝。夫ウィリアムも米陸軍において日本の外交暗号(通称パープル)の解読を主導した伝説的な暗号解読者として知られる。 変わり者の富豪フェイビアンが設立したリバーバンク研究所での奇妙なシェイクスピア研究、ウィリアムとの出会い、禁酒法下で酒密輸をもくろむギャングの摘発協力、第二次世界大戦中の南米ナチ・スパイ網の監視と追跡――書簡や日記、機密解除された史料や関係者インタビューをもとに、知られざる事績を丹念にたどる。FBI長官J・エドガー・フーバー、エニグマ暗号を解読したアラン・チューリング、『007』の生みの親イアン・フレミングらも登場し、陰影を添える。 全米公共ラジオ(NPR)年間最優秀書 & 全米公共放送(PBS)ドキュメンタリー原作。
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目次 |
著者まえがき――秘密の詮索
第1部 リバーバンク 1916年から1920年 第1章 フェイビアン 第2章 信じられないが、それは目の前にあった 第3章 ベーコンの幽霊 第4章 怖じ気づく者は死んだも同然 第5章 脱出計画
第2部 射撃訓練 1921年から1938年
第3部 見えない戦争 1939年から1945年 第1章 祖母死す 第2章 マジック 第3章 親衛隊大尉と無線技師 第4章 回路3-N 第5章 人形の女 第6章 ヒトラーの隠れ家 終章 女性暗号解析者のあれこれ
謝辞/原注/訳者あとがき/人名索引 |
著者略歴(ジェイソン・ファゴン) |
(Jason Fagone) アメリカのジャーナリスト。科学、テクノロジー、文化分野を取材する。《サンフランシスコ・クロニクル》紙所属。《ハフポスト・ハイライン》の記者などを経て現職。《ニューヨーカー》誌、《ニューヨーク・タイムズ・マガジン》誌などにも寄稿。《コロンビア・ジャーナリズム・レビュー》誌の「注目の若手記者10人」に選出されており、2014-15年にミシガン大学のナイト・ウォーレス・ジャーナリズム・フェロー。著書に『闘う胃袋――食らえ!大食いアスリート列伝』(酒井泰介訳、ランダムハウス講談社、2006)、Ingenious(2017)など。妻、娘とサンフランシスコ在住。 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。 |
著者略歴(小野木明恵) |
(おのき・あきえ) 翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業。訳書にマンディ『コード・ガールズ』(みすず書房、2021)、ダンカン『索引 ~の歴史』(光文社、2023)、モフェット『人はなぜ憎しみあうのか』(早川書房、2020)、ギロビッチ & ロス『その部屋のなかで最も賢い人』(2018)、ニスベット『世界で最も美しい問題解決法』(2017、以上青土社)ほか。 *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。 |