『マックス・ビル論考集 ~芸術・フォルム・プロダクトフォルム・グラフィック・教育・建築 ~ 』の詳細情報

マックス・ビル論考集
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タイトル マックス・ビル論考集
サブタイトル 芸術・フォルム・プロダクトフォルム・グラフィック・教育・建築
著者 [著者区分]■マックス・ビル [原著]
■向井周太郎 [翻訳]
■向井知子 [翻訳]
出版社 みすず書房 レーベル
本体価格
(予定)
4500円 シリーズ
ページ数 304p Cコード 1070
発売予定日 2025-12-18 ジャンル 教養/単行本/芸術総記
ISBN 9784622098171 判型 A5
内容紹介
バウハウス最後の巨匠であり、永遠の定番、ユンハンスの腕時計等で知られるスイスのデザイナー、マックス・ビル(1908-1994)。造形理論家として教育や出版にも情熱を注いだビルが残した芸術・デザイン・教育・建築に関する論考を、ビルに学んだ故・向井周太郎(武蔵野美術大学名誉教授)が精選し、日本版オリジナル編集で一冊に。デザイン界、待望の書。
目次
ひとつのテーマによる15のヴァリエーション
日本での刊行によせて――ヤコブ・ビル

I 芸術 kunst
具体芸術
新しい芸術における概念の意味
現代芸術における数学的思考方法
芸術としての構造か? 構造としての芸術か?
不変の事実としての芸術
ステートメント 一九七八
諸芸術の機能
ひとつのテーマによる15のヴァリエーション
ある記念碑
アイディア・コンセプト・作品――ひとつのテーマについて
精神的使用のための自律した対象

II フォルム form
機能からの美、機能としての美
良いフォルム
フォルムと芸術
不変と変化
モルフォルギー的手法による環境形成
「フォルム、機能、美しさ」=「ゲシュタルト(形態)」

III プロダクトフォルム produktform
工業生産品のフォルム設計における経験
プロダクトフォルムという概念の定義
時計との経験
なぜ、建築家は家具もつくるのか?

IV グラフィック grafik
ビル・チューリッヒ、ビル広告
タイポグラフィは、現代のグラフィック表現である
タイポグラフィについて
芸術とグラフィック――グラフィックと芸術
デザインと情報における責任

V 教育 erziehung
教育と造形
バウハウスの記録――ヴァイマール州立バウハウスからウルム造形大学へ
造形大学の課題と目的
ウルムというモデルケース――造形大学の問題性

VI 建築 bauen
都市の要素として多様に構成された住宅地区
バウハウスからウルムまで
プレハブ建築――自由か束縛か?
形成された環境の一部としての建設

解説――向井知子
底本・初出一覧
主要参考文献
人物・事項解説
編者あとがき
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