『ネットワークとしてのソーシャル・キャピタル ~理論と調査 ~ 』の詳細情報

ネットワークとしてのソーシャル・キャピタル
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タイトル ネットワークとしてのソーシャル・キャピタル
サブタイトル 理論と調査
著者 [著者区分]■ナン・リン [編集]
■カレン・クック [編集]
■ロナルド・S・バート [編集]
■渡辺 深 [翻訳]
出版社 ミネルヴァ書房 レーベル
本体価格
(予定)
5500円 シリーズ
ページ数 400p Cコード 3036
発売予定日 2024-12-09 ジャンル 専門/単行本/社会
ISBN 9784623097753 判型 A5
内容紹介
ソーシャル・キャピタルの概念は、1980年代の登場以降、社会学をはじめとする社会科学に大きな影響を与えてきた。本書は、世界的に活躍する研究者が集い、理論と実践の両面においてその研究成果を問うた古典的論集である。ネットワークとの関連に着目しつつソーシャル・キャピタル概念の理論的基盤を確認したうえで、労働市場やコミュニティなどを対象とした領域で実証研究を展開し、この概念が持つ豊かな可能性を明らかにしている。
原著:Nan Lin, Karen Cook and Ronald S. Burt (eds.), 2001, Social Capital: Theory and Research, Aldine De Gruyter.
目次
序  文


 第Ⅰ部 ソーシャル・キャピタル―ネットワークと埋め込まれた資源

第1章 ソーシャル・キャピタルのネットワーク理論を構築する(ナン・リン)

第2章 ソーシャル・キャピタルとしての構造的空隙 対 ネットワーク閉鎖(ロナルド・S・バート)

第3章 地位想起法――ソーシャル・キャピタル調査のための測定方法(ナン・リン/ヤン-チ・フ/レイ-メイ・スン)


 第Ⅱ部 労働市場におけるソーシャル・キャピタル

第4章 そのネットワークはどれくらいの価値があるのか? 従業員の紹介ネットワークにおけるソーシャル・キャピタル(ロベルト・M・フェルナンデス/エミリオ・J・カスティラ)


第5章 対人的紐帯,ソーシャル・キャピタル,そして,雇用主の人員採用方法(ピーター・V・マースデン)

第6章 良いネットワークと良い仕事――雇用主と従業員にとってのソーシャル・キャピタルの価値(ボニー・H・エリクソン)

第7章 開始する――職業キャリアの開始へのソーシャル・キャピタルの影響(ヘンク・フラップ/エド・ボックスマン)


 第Ⅲ部 組織,コミュニティ,そして,制度的環境におけるソーシャル・キャピタル

第8章 社会的メカニズムと集合財としてのソーシャル・キャピタル――同僚間の地位オークション(エマニュエル・ラゼガ/フィリパ・E・パティソン)

第9章 非常に厳しい環境におけるソーシャル・ネットワークとソーシャル・キャピタル(ジーン・S・ハルバート/ジョン・J・ベッグズ/ヴァレリー・A・ヘインズ)

第10章 複数レベルの世界におけるネットワーク・キャピタル――パーソナル・コミュニティから支援を得る(バリー・ウェルマン/ケネス・フランク)

第11章 中国都市におけるグアンシ(Guanxi)・キャピタルと社交上の食事――理論的モデルと経験的分析(ヤンジェ・ビアン)

第12章 社会的ネットワーク資源の変化と安定性――転換期ハンガリーの事例(ロベルト・アンジェラス/ロベルト・タルドス)


訳者あとがき
人名・事項索引
著者略歴(ナン・リン)
デューク大学トリニティ・カレッジ名誉教授
著者略歴(カレン・クック)
2024年現在
スタンフォード大学教授
著者略歴(ロナルド・S・バート)
2024年現在
シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス教授
著者略歴(渡辺 深)
上智大学名誉教授
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