『百姓と自然の江戸時代 ~ヒトの歴史に補助線を引く ~ 』の詳細情報
Amazonで予約する
|
タイトル |
百姓と自然の江戸時代 |
サブタイトル |
ヒトの歴史に補助線を引く |
著者 [著者区分] | 武井 弘一 [著・文・その他]
|
出版社 |
ミネルヴァ書房 |
レーベル |
叢書・知を究める |
本体価格 (予定) |
2700円 |
シリーズ |
|
ページ数 |
252p
|
Cコード |
0321 |
発売予定日 |
2025-01-24 |
ジャンル |
一般/全書・双書/日本歴史 |
ISBN |
9784623098040 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
江戸時代中期、日本列島では耕地面積と人口が大幅に増加し、社会は大きく発展した。しかし18世紀半ばを過ぎると新田開発による成長は終わりを迎え、人々は自然との関係のなかでさまざまなジレンマを抱えるようになった。本書では、江戸時代に書かれた農書を手掛かりに、気象や土地、動植物などの視点から百姓たちの営みがどのように捉えられるかを描き出す。自然の歴史の変遷を人類の歴史の補助線とし、遠い過去からはるか未来に通底する人間社会の根本的な課題を浮き彫りにしていく。
|
目次 |
プロローグ なぜ自然の歴史の補助線を引くのか
I 田んぼとそれを取り巻く自然 1 気候 2 土 3 水 4 草 5 イネ 6 ムギ 7 商品作物
コラム1 ヒトと自然の琉球史──田んぼ
Ⅱ 百姓のまわりの生き物 1 ウマ 2 ウシ 3 イヌ 4 淡水魚 5 鳥 6 タカ
コラム2 ヒトと自然の琉球史──田んぼを取り巻く自然
Ⅲ 刃を向ける自然 1 イワシ 2 ニシン 3 獣 4 虫 5 クジラ 6 土砂 7 川 8 天災
コラム3 ヒトと自然の琉球史──田んぼの生態系
エピローグ どのように人類史をとらえればよいのか 1 田んぼをめぐる人類史 2 人類史の検証方法
参考文献 あとがき 索引 |
著者略歴(武井 弘一) |
2024年12月現在 金沢大学人間社会研究域学校教育系教授 |