『「アラブの春」のアクチュアリティ ~エジプト1月25日革命を中心にみるグローバリゼーション下の日常的抵抗 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
「アラブの春」のアクチュアリティ |
サブタイトル |
エジプト1月25日革命を中心にみるグローバリゼーション下の日常的抵抗 |
著者 [著者区分] | 大稔 哲也 [著・文・その他]
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出版社 |
山川出版社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
6500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
384p
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Cコード |
3022 |
発売予定日 |
2024-08-01 |
ジャンル |
専門/単行本/外国歴史 |
ISBN |
9784634672628 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
自由,尊厳,正義,民主主義,非暴力,笑い… 人々はそのとき何を求めて立ち上がったのだろうか。そして、今も何を求めつづけているのだろうか? 「エジプト1月25日革命」を中心に、時間軸・空間軸をこえて「アラブの春」における数多の声を再生する ---------------- 〈目次〉 序言 総論 ストリートを生きるグローバルな身体――「エジプト1月25日革命」を中心にみた「アラブの春」の歴史人類学 大稔哲也
第Ⅰ部 歴史のなかの「アラブの春」 第1章 エジプトと民主主義――議会・憲法・革命の歴史から 池田美佐子 第2章 群衆の力、組織の力――2011年3月の憲法改正とは何だったのか 竹村和朗 第3章 「国家のイデオロギー装置」の揺らぎ?――政治変動と新旧メディアの役割検証 千葉悠志 コラム① 「アラブの春」は革命なのか?――フランス革命史からの問い 早川理穂 コラム② 革命大陸ラテンアメリカからみた「アラブの春」 内藤順子
第Ⅱ部 もつれあう革命のアクターたち 第4章 「4月6日運動」の貢献と限界 萩原優 第5章 1月25日革命以降のイスラーム諸勢力の競合と言説――信仰と権力をめぐって 黒田彩加 第6章 「1月25日革命」とコプト正教会――民主化とマイノリティ問題の不協和音 三代川寛子 第7章 革命と女性――エジプト2011年革命の最初の1年間をふりかえる 後藤絵美
第Ⅲ部 日常性と身体からみた「アラブの春」――「アラブの春」のフィールドへ 第8章 家族関係から考える、広義の「1月25日革命」 鳥山純子 第9章 「エジプト1月25日革命」における自警互助組織の創発的形成 大稔哲也 コラム③ 映画にうつる革命の息吹――「エジプトの二人の娘」より 後藤絵美 コラム④ 詩が刻んだエジプト革命 師岡カリーマ・エルサムニー コラム⑤ 「アラブの春」の音楽 大稔哲也 コラム⑥ 続・「アラブの春」の音楽 大稔哲也
第Ⅳ部 空間的比較のなかの「アラブの春」 第10章 「チュニジア革命」と空間的比較考察の試み 鷹木恵子 第11章 抵抗の「源泉」から考える「シリアの春」 岡崎弘樹 第12章 抗議する民衆の行動主体と文化的営為――イランとエジプトの比較から 山岸智子 コラム⑦ モロッコと「アラブの春」 齋藤剛 コラム⑧ 忘れられた春――イエメン 大坪玲子 コラム⑨ イエメンの「アラブの春」にて 馬場多聞 コラム⑩ 混迷深まるリビアからみえるもの 上山一
おわりに
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目次 |
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著者略歴(大稔 哲也) |
早稲田大学教授 |