『複合国家から読み解く世界史 ~「国民国家史観」再考 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
複合国家から読み解く世界史 |
サブタイトル |
「国民国家史観」再考 |
著者 [著者区分] | 岩井 淳 [編集]
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出版社 |
山川出版社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
4000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
256p
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Cコード |
3022 |
発売予定日 |
2024-12-24 |
ジャンル |
専門/単行本/外国歴史 |
ISBN |
9784634672642 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
これまでヨーロッパ史を中心に展開されていた複合国家論を基軸にして、欧米史と日本史・アジア史を架橋する新しい世界史の提唱。ヨーロッパの複合国家やアジアの複合政体の具体像を明らかにして、従来の国民国家史観の克服をめざす。 ----------------------------------- 〈目次〉 序章 複合国家とは何か[岩井淳] 第Ⅰ部 中世から16世紀へ 第1章 中世の複合政体―アンジュー帝国と神聖ローマ帝国[藤井真生] 第2章 宗教改革―カトリックからプロテスタント諸派へ[野々瀬浩司] 第3章 大航海時代のスペイン―地中海から大西洋世界へ[内村俊太] コラム01 中世後期の東中欧における政体と同君連合[藤井真生] コラム02 カタルーニャとバスク[内村俊太] 第Ⅱ部 形成期の複合国家 第4章 フランスの複合政体―ブルボン王権と地域権力[仲松優子] 第5章 ネーデルラントの複合国家―反乱からオランダ独立へ[望月秀人] 第6章 ブリテン諸島の複合国家―ウェールズ合同からピューリタン革命へ[岩井淳] コラム03 近世思想と複合国家[竹澤祐丈] コラム04 ウェストファリアの神話[伊藤宏二] 第Ⅲ部 転換期の複合国家 第7章 三つのブリテン革命―ピューリタン革命・名誉革命・独立革命[岩井淳] 第8章 連邦国家アメリカ―新大陸への入植[石川敬史] 第9章 フランス革命と県制度―複合政体から国民国家へ[山﨑耕一] コラム05 複合国家イギリスの〈軋み〉とアイルランド社会改革論[桑島秀樹] コラム06 イングランドとスコットランドの合同―軍事力から主権議会の同意、そして住民投票による同意へ[富田理恵] 第Ⅳ部 ユーラシアと日本の複合政体 第10章 ムガル帝国とイギリス支配[粟屋利江] 第11章 大清帝国―ユーラシア東部の複合国家[杉山清彦] 第12章 近世日本の「複合的構成」と公のゆくえ[杉本史子] コラム07 東南アジアの複合政体[桃木至朗] コラム08 明治維新―双頭連邦国家から単頭国民国家へ[三谷博] 第Ⅴ部 近現代の複合政体 第13章 ドイツの連邦国家―国民国家の実態[衣笠太朗] 第14章 ロシア帝国―19世紀から第一次革命へ[池田嘉郎] 第15章 現代の複合的広域秩序―英連邦と欧州統合[小川浩之] コラム09 多人種・多文化社会ブラジルの国家形成[鈴木茂] コラム10 オーストラリアのコモンウェルス[岩井 淳] コラム11 フランス植民地帝国とフランコフォニ――帝国崩壊後の変遷をたどる[平野千果子] あとがき
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目次 |
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著者略歴(岩井 淳) |
静岡大学名誉教授 |