『青銅器が変えた弥生社会 ~東北アジアの交易ネットワーク ~ 』の詳細情報

青銅器が変えた弥生社会
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 青銅器が変えた弥生社会
サブタイトル 東北アジアの交易ネットワーク
著者 [著者区分]中村 大介 [著・文・その他]
出版社  吉川弘文館 レーベル 歴史文化ライブラリー
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 0321
発売予定日 2024-07-23 ジャンル 一般/全書・双書/日本歴史
ISBN 9784642306027 判型 46
内容紹介
農耕社会が安定期に入った弥生時代中期、大陸より祭器や副葬品として導入された銅剣・銅矛・銅鐸などの青銅器は、列島社会をどのように変えたのか。青銅器をめぐる交易網の形成と、それにアプローチする弥生人の行動を考古学の視点から追究。東北アジア社会の変動の中に弥生文化を位置づけ、階層化社会から国家形成へとつながる変革を読み解く。
目次
競合と交易の時代へ―プロローグ

変わりゆく弥生社会
 首長墓の出現
 粘土帯土器をもつ移住者と青銅器生産
 王墓形成までの争乱

金属器の伝達者 東北アジアの粘土帯土器文化
 中国東北地方の動乱と粘土帯土器文化
 朝鮮半島の粘土帯土器文化
 鉄器の導入と燕国

環黄海交易ネットワークの形成
 燕・秦・漢の経済活動
 鉛同位体比分析からみた青銅原料流通
 西日本の交易ネットワーク

政体の交代と楽浪郡
 漢の拡大と東アジアの変動
 衛氏朝鮮の盛行と楽浪郡設置
 繁栄する楽浪・韓・倭
 朝鮮半島南部の原三国時代と首長墓
 北部九州における王墓の時代

東アジア世界への参入
 東アジア社会変質の立役者
 交易のかたち

連動し続ける東北アジア社会―エピローグ

あとがき
引用・参考文献
他の書籍を検索する