『妖怪を名づける ~鬼魅の名は ~ 』の詳細情報

妖怪を名づける
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 妖怪を名づける
サブタイトル 鬼魅の名は
著者 [著者区分]香川 雅信 [著・文・その他]
出版社  吉川弘文館 レーベル 歴史文化ライブラリー
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 270p Cコード 0339
発売予定日 2024-08-21 ジャンル 一般/全書・双書/民族・風習
ISBN 9784642306072 判型 46
内容紹介
髪切虫、雪女、姥が火…。人知を超えた様々な怪異を引き起こす妖怪。中世まではごく限られた種類にとどまっていた妖怪が、江戸時代に急激に増加したのはなぜか。その背景には「怪異」の変容と、新たな文芸である俳諧の興隆があった。諸国で怪談・奇談を集め、妖怪を創造した俳人たちの情報ネットワークから、江戸の〝妖怪爆発〟の謎に迫る。
目次
妖怪の「カンブリア爆発」―プロローグ

古代・中世の妖怪の名づけ
 鬼か神か狐か木魂か
 怪鳥・人魂・光物―「怪異」としての妖怪

鬼魅の名は 妖怪と俳諧ネットワーク
 凶兆からモノへ―「髪切り」をめぐって
 『古今百物語評判』と俳諧
 「姥が火」をめぐる俳諧ネットワーク
 怪異の日常化と妖怪の名づけ

増殖する妖怪
 怪火と詩歌
 『三州奇談』と蕉風復興
 集成される妖怪・創造される妖怪

「怪異」のゆくえ
 名づけられる「怪異」
 予言獣―みずから名乗る「怪異」

忘れられたデータベース―エピローグ

あとがき
参考文献
他の書籍を検索する