『放課後によむ詩集』の詳細情報

放課後によむ詩集
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タイトル 放課後によむ詩集
サブタイトル
著者 [著者区分]■小池 昌代 [編集]
■小池昌代 [編集]
出版社 理論社 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 144p Cコード 0092
発売予定日 2024-11-19 ジャンル 一般/単行本/日本文学詩歌
ISBN 9784652206362 判型 46変形
内容紹介
仲間から離れ、一人になった時間に、
ゆっくり、じっくり向きあえる、三十一の詩篇を選びました。
詩人・小池昌代さんによるコメントが、
読者の読みにそっと寄りそい、詩の世界に風を通します。
すべての人の「放課後」に贈る孤独をみがくアンソロジーです。

■古今東西から31 の詩を精選して掲載
「孤独をみがく」をコンセプトに、古今東西から詩を集めました。
中原中也「サーカス」、新川和江「わたしを束ねないで」から、
三角みづ紀、岡本啓、青柳菜摘、高安海翔といった、
気鋭の詩人による現代詩、海外詩まで、幅広く掲載しています。

■読みを広げ、助ける、詩人によるコメント
すべての詩に、小池昌代さんによるコメントが入ります。
『通勤電車でよむ詩集』(NHK 出版)、『おめでとう』(新潮社)など、
優れたアンソロジーの編者としても知られる詩人の言葉は、
読者の読みを固定化せず、自由に読むことの喜びを伝えます。
初めて詩を読む人や、詩に挫折してしまった人にとって、
最適の「詩の入門書」にもなりえます。

■巻末「詩人紹介&ブックガイド」が充実
この詩集を読み、一篇の詩や、一人の詩人が気になった読者に
「次に読んでほしいおすすめの本」を、巻末で紹介しています。
また「詩人が十代のころ、何をしていたか」にも注目。
なぜ彼らは詩を書いたか、その一端を感じられます。

◎掲載詩人と詩の一覧(掲載順)
飯島耕一「セザンヌ夫人」/三角みづ紀「春分の日」/松岡政則「金田君の宝物」/まど・みちお「まちかど」/高安海翔「犬うごかん」/石垣りん「くらし」/山之口貘「天」/萩原朔太郎「地面の底の病気の顔」/左川ちか「雲のやうに」/井坂洋子「朝礼」/ソホラーブ・セぺフリー「住所」/宮沢賢治「報告」/村岡由梨「学校に行きたくない」/石原吉郎「霧のなかの犬」/入沢康夫「失題詩篇」/ローベルト・ヴァルザー「さらに前方に」/松下育男「コーヒーに砂糖は入れない 4」/なんどう照子「あめ」/宮沢賢治「春と修羅」/E.E.カミングズ「時まさに」/中原中也「サーカス」/茨木のり子「わたしが一番きれいだったとき」/青柳菜摘「家の麓2003」/藤井貞和「記号論」/三好達治「雪」/貞久秀紀「体育」/新川和江「わたしを束ねないで」/白石かずこ「バス停」/吉岡実「桃 或はヴィクトリー」/岡本啓「すがた」/ヴィスワヴァ・シンボルスカ「詩の好きな人もいる」

◎装画:土屋未久
◎挿絵:土屋未久、柳智之、shunshun、土屋萌児、qp(掲載順)
◎装丁・レイアウト:矢萩多聞
目次
著者略歴(小池 昌代)
小池 昌代
詩人、作家。1988年、第一詩集『水の町から歩きだして』でデビュー。おもな詩集に『永遠に来ないバス』『コルカタ』、小説に『たまもの』など。編者を務めたアンソロジーに『通勤電車でよむ詩集』(NHK出版)、『おめでとう』(新潮社)などがあり、詩の優れた紹介者としても知られる。
著者略歴(小池昌代)
小池昌代
詩人、作家。一九五九年、東京都生まれ。一九八八年、第一詩集『水の町から歩きだして』でデビュー。詩集に『永遠に来ないバス』『コルカタ』(以上、思潮社)、小説に『たまもの』(講談社)など。『通勤電車でよむ詩集』(NHK出版)、『おめでとう』(新潮社)、『絵本 かがやけ・詩』シリーズ(あかね書房)といった、優れた詩のアンソロジーの編者としても知られる。
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