『やくたいもない話』の詳細情報

やくたいもない話
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タイトル やくたいもない話
サブタイトル
著者 [著者区分]伊藤徹 [著・文・その他]
出版社 理論社 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 272p Cコード 0095
発売予定日 2025-04-18 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784652206829 判型 46
内容紹介
「役立たず」を意味する静岡方言「やくたいもない」。
帰郷した哲学者はこの言葉を手掛かりに、有用性や生産性に向かう時代の奔流に抗して、庭に生える梅の古木、魚釣りのアタリ、昔聞いた落語の演目、早くに逝ってしまった親しい人々、押し入れの奥から出てきた古い写真など、生活に射す光と陰に思いを巡らし、その痕跡を文学的タッチで記録していく。
静岡大火(1940年)の貴重な写真15枚を口絵に掲載。
目次
著者略歴(伊藤徹)
伊藤徹
京都工芸繊維大学名誉教授。1957年静岡市生れ。静岡県立高等学校、京都大学文学部卒業。京都大学博士(文学)
主要著書:『柳宗悦 手としての人間』(平凡社、2003年)『作ることの哲学』(世界思想社、2007年)『芸術家たちの精神史』(ナカニシヤ出版、2015年)『《時間》のかたち』(堀之内出版、2020年)
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