『スウェーデンを知るための64章【第2版】』の詳細情報

スウェーデンを知るための64章【第2版】
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タイトル スウェーデンを知るための64章【第2版】
サブタイトル
著者 [著者区分]■佐良木 昌 [編集]
■村井 誠人 [著・文・その他]
出版社 明石書店 レーベル エリア・スタディーズ
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 384p Cコード 0336
発売予定日 2024-07-13 ジャンル 一般/全書・双書/社会
ISBN 9784750357140 判型 46
内容紹介
スウェーデンの地理・歴史・言語・文学などを専門の執筆陣が懇切に記述。現代の政治・外交・軍事・教育・福祉だけでなく、映画・アニメ・スポーツなど市民の暮らしも具体的に紹介。2020年以降のコロナ事情やNATOとの関係にも触れ、スウェーデンの全貌を明らかにする。
目次
 はじめに

Ⅰ スウェーデンの地理

第1章 北欧内のスウェーデンの地理的位置――氷床によって創られた大地
第2章 東西スウェーデン論――スウェーデン歴史学研究における「東部」と「西部」
 【コラム1】ウステルユートランド地方
 【コラム2】ユータ運河
第3章 「礫岩のような国家」スウェーデン――変幻する国のかたち
 【コラム3】画家フリードリヒとフォアポンメルン
第4章 北部スウェーデン――サーミが暮らすところ

Ⅱ スウェーデン語とは

第5章 北欧語のなかのスウェーデン語の位置――スウェーデン語とはどんな言葉?
第6章 英語Farewellの語源は「良き旅を!」か?――スウェーデン語からみえてくる「運」
第7章 スウェーデン語からフィンランド語への借用語――借用語が示す古くからの密接な関係
第8章 スウェーデン語とロシア語との言語接触――国名「ロシア」はスウェーデン語?
 【コラム4】国名が常に自国語とは限らない!
第9章 ジェンダーニュートラルな代名詞hen――400年ぶりの新しい代名詞
第10章 スウェーデン人の名前――流行の変遷と命名方法
第11章 スウェーデン語と日本語の類似点――öga〈目〉に関する比喩表現の観点から

Ⅲ スウェーデンの歴史から

第12章 スウェーデン・ヴァイキングと東方――ユーラシア西部に広がるスウェーデン
第13章 総合芸術としてのルーン石碑――ヴァイキングの美術
第14章 ハンザとスウェーデン――ハンザの盛期からオランダの躍進期に向けて
第15章 カルマル連合とスウェーデン――北欧内平和の試み
第16章 北方のルネサンス――オラーウス・マグヌスの著述活動
第17章 近世スウェーデンにおける漁業・水産業の歴史――「大鰊漁」の時代
第18章 ホルシュタイン=ゴットルプ家を考える――バルト海世界における防衛の要
第19章 スウェーデン農民論――四身分制議会における農民身分の意義
第20章 「王のいる共和政」とスウェーデンにとっての「革命」――スウェーデン語圏の語義と経験から振り返る
第21章 バーナドット朝に至るスウェーデン君主制の来歴――人民が選択する君主のあり方

Ⅳ 外から見たスウェーデン

第22章 フィンランドから見たスウェーデン――フィンランドが受け継いだ「遺産」と隣国としての関係
第23章 ノルウェーから見たスウェーデン――同君連合、「平和裏の離婚」、そして和解へ
第24章 デンマークから見たスウェーデン――ウーアソン海峡の向こう側
第25章 バルト諸国から見たスウェーデン――バルト海を挟んだ潜在的パートナーとの紆余曲折
第26章 日本から見たスウェーデン――振幅の激しいイメージを超えて
第27章 スウェーデンの高等教育における日本語教育――ストックホルム大学を一例に

Ⅴ スウェーデンの政治

第28章 社会民主党の歴史――「国民政党」としての歩み
第29章 スウェーデンの政党政治――「コンセンサス・ポリティクス」の終焉?
第30章 スウェーデン政治における女性――男女平等の実現へ
第31章 スウェーデンにおける政治家の多様性――女性・若者・移民・LGBTQ+
第32章 スウェーデン民主党とは――極右から中道政党化へ
第33章 スウェーデンとEU関係――北欧からの政策発信
第34章 スウェーデンの移民/難民政策の変遷――制限と寛容に揺れる歴史
第35章 スウェーデンの防衛政策と徴兵制――軍事非同盟から連帯への変遷とNATO加盟が徴兵制に与える影響
第36章 スウェーデンのNATO加盟申請――素早い申請、多難な加盟
第37章 スウェーデン、フィンランドのNATO加盟申請とトルコ――トルコ大統領エルドアンとスウェーデン外交の駆け引き
第38章 スウェーデンの原子力発電政策と環境問題――エネルギー源からCO2削減対策へ
第39章 2010年代のスウェーデン・中国関係――経済的友好関係から、警戒すべき相手へと移行
第40章 スウェーデンの王室――バーナドット王朝

Ⅵ スウェーデンの社会

第41章 スウェーデンの家族政策――子育て支援と社会的包摂の視点から
第42章 この30年におけるスウェーデン社会の変化――日常からの回想と展望
第43章 移民対応を含めた近年のスウェーデン教育事情――外国につながりのある子どもやニューカマー対応
第44章 スウェーデンにおけるワーク・ライフ・バランス――働く人すべてのディーセント・ワークを目指す
第45章 グレータ・テューンバリが象徴するもの――若者たちによる環境保護が大人への抗議に変わるまで
第46章 オットー・サロモンと「教育的スロイド」――ネース・スロイド教員養成所で学んだ2人の日本人のこと
第47章 ノーベル賞――ノーベルが後世に遺したかったもの

Ⅶ スウェーデンの文学・芸術

第48章 スウェーデン・アカデミーの危機――経緯とその後から見るスウェーデン文学の現在
第49章 「冬のムーミン」とトゥーティッキのプウッコ――トーベ・ヤンソンとフィンランド
第50章 スウェーデン児童文学の中の子どもと大人――絵本が伝える「自分らしさ」
第51章 築かれ、覆されたスウェーデン近代美術史――フルテーン、アーヴ・クリント、ストリンドバリ
第52章 映画遺産を通じての歴史・文化・芸術教育――過去の映画の再利用が、新たな知識を生む
第53章 スウェーデンの子ども映画の変遷――その興隆とジャンルとしての確立
第54章 ABBA世代の選択とスウェーデン――福祉国家転換の半世紀

Ⅷ スウェーデンの暮らし

第55章 Swishを利用した電子決済の世の中――進むキャッシュレス化が明らかにした現金の重要性
第56章 スウェーデンのCOVID-19への対応――他の北欧諸国との比較から
第57章 フィーカの作法――スイーツを食べるにも順番がある
第58章 「ヤーンソンの誘惑」にみるスウェーデン料理の来歴――歴史的な経験が反照する料理
第59章 食の季節感――ストックホルム地方での12か月
第60章 スウェーデンの四季――祭りと生活から辿る
第61章 ボルボとサーブ――国民に愛されたスウェーデン産の自動車メーカー
第62章 En Svensk Klassiker――スヴェンスク・クラシッケル
第63章 スウェーデン・サッカーの社会的基盤――クラブと移民と
第64章 スウェーデンの女子サッカー事情――スウェーデンで「さえ」進まない男女平等と日本・スウェーデン関係の新たな可能性

 スウェーデンをもっと知るためのブックガイド
著者略歴(村井 誠人)
津田塾大学・大阪外国語大学・東京大学等非常勤講師を兼務し、2000~01年にコペンハーゲン大学歴史学研究所客員教授としてデンマークに滞在。本属は早稲田大学文学学術院教授。北欧史専攻。2017年定年退職後、早稲田大学名誉教授。2022年より、王立デンマーク科学・文学アカデミー会員。
主な編著書に、百瀬宏・村井誠人監修『読んで旅する世界の歴史と文化 北欧』(新潮社、1996年)、村井誠人編著『デンマークを知るための68章』(明石書店、2009年)、村井誠人編・監修『日本&デンマーク 私たちの友情150年』(日本デンマーク協会、2017年)、百瀬宏・熊野聰・村井誠人編『YAMAKAWA Selection 北欧史 上・下』(山川出版社、2022年)、村井誠人編『デンマークを知るための70章【第2版】』(明石書店、2024年)」など。
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