『国際関係論の新しい学び ~英語を用いた学習者主体の授業実践 ~ 』の詳細情報

国際関係論の新しい学び
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タイトル 国際関係論の新しい学び
サブタイトル 英語を用いた学習者主体の授業実践
著者 [著者区分]■上杉 勇司 [著・文・その他]
■大森 愛 [著・文・その他]
出版社 明石書店 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 176p Cコード 0037
発売予定日 2024-04-04 ジャンル 一般/単行本/教育
ISBN 9784750357171 判型 A5
内容紹介
異なる価値観や意見をもった他者との間に生じた問題を解決する能力、21世紀型コンピテンシーを、大学教育における国際関係論で習得するために、英語を手段としてアクティブ・ラーニングの手法を用いた学習者主体の学びを提案し、その授業実践例を紹介する。
目次
 まえがき[出口治明]

序章 新しい時代の新しい学び[上杉勇司・大森愛]
 1.21世紀型コンピテンシー
 2.大学では何を、どのように学ぶのか
  (1)自分の頭で考える力
  (2)社会を生き抜く武器
  (3)考えあう集団
  (4)学まなび舎やの環境
 3.21世紀の国際関係論
 4.国際関係論を英語で学ぶことの利点
  (1)実践的な学びから即戦力が育成される
  (2)「伝わる英語=わかりやすい英語」だと実感する
  (3)世界とつながり、情報量が増える
 5.本書の魅力

第1章 英語を用いた高等教育の学び[大森愛・上杉勇司]
 1.グローバル化した世界における日本の高等教育
  (1)高等教育におけるEMI授業
  (2)EMI授業の利点
  (3)EMI授業への積極的な参加を阻む心理的な壁
 2.意思疎通のための実用英語
  (1)英語使用者のイメージと実態
  (2)国際語としての英語に求められるもの
  (3)英語に過度に頼ることの危険性
 3.EMI授業を通じて得られる異文化交流の体験
 4.EMI授業を楽しむためのヒント
  (1)学生ができる工夫
  (2)教員ができる工夫
 5.EMI授業のススメ

第2章 国際高等教育の潮流と国際関係論の学び[杉村美紀]
 1.求められる持続可能な未来に向けた「教育の変革」
 2.大学教育における「国際関係論の学び」
  (1)実践的意義
  (2)政策的意義
 3.トランスナショナルな国際高等教育の枠組み
  (1)越境する高等教育の新たな挑戦
  (2)国際高等教育の特徴
 4.「国際高等教育」がもたらす「新たな学び」への質的転換
  (1)コンピテンシーを基盤とする学習者主体の学び
  (2)非伝統的な学びと学習環境の変容
 5.国際高等教育による教育の変革と学習者主体の学び

第3章 多文化環境における国際関係論の学び[佐藤洋一郎]
 1.世界平和の実現を目指した大学の国際化
 2.日本の大学教育と多文化環境
 3.日本の大学における国際関係論の学び
  (1)理論を重視した教育と実務性
  (2)米英欧との比較
  (3)日本の大学における障壁
  (4)オンライン教育拡散と規制
 4.立命館アジア太平洋大学(APU)での実践
  (1)開学時の国際化の方針
  (2)国際関係論の位置づけ
  (3)SGUの取り組み
  (4)大学ランキングに見る英語での研究実績
 5.ポスト・コロナの日本の国際関係論

第4章 英語によるワークショップ型国際関係論の学び[小林綾子]
 1.3つのハードル
 2.英語で意思疎通をする
 3.主体的に議論や活動に参加する
  (1)単純な質問から始める
  (2)発言方法をある程度ルールで決める
  (3)傾聴
 4.国際関係論を学ぶ
  (1)概念を理解するためのワークショップ
  (2)ロールプレイ型ワークショップ
  (3)オンライン・ワークショップの限界
 5.3つのハードルを乗り越える

第5章 オンライン・ロールプレイの学び[上杉勇司]
 1.コロナ禍でのオンライン・ワークショップ
 2.学びあう場としてのワークショップの魅力
 3.オンライン・ロールプレイの実践例
  (1)授業概要
  (2)使用したオンライン環境
  (3)ロールプレイ概要
  (4)ロールプレイの進行
 4.コロナ禍でのオンライン・ロールプレイの教訓
  (1)オンライン化に伴い講じた工夫
  (2)ICT技術の活用による副次効果
  (3)オンライン・コミュニケーションの留意点
  (4)ただ乗りと幽霊学生の課題
 5.ポスト・コロナのワークショップ授業の未来

第6章 キャンパス・アジアという国境を越えた学び[小山淑子]
 1.次世代リーダーの育成
 2.キャンパス・アジアの特色
  (1)どんな人材を育成するのか
  (2)なぜ英語で学ぶのか
  (3)なぜアクティブ・ラーニングなのか
  (4)多様なアクティブ・ラーニング技法
 3.授業実践例――集中講座「東アジアにおける歴史認識問題と和解」
  (1)授業概要
  (2)アイスブレイク(1日目)
  (3)授業参加時の「約束ごと」の制定・確認(1日目)
  (4)金魚鉢エクササイズを用いた関連施設訪問の振り返り(4日目)
  (5)グループ学習:東アジアの歴史教育教材の作成(5~7日目)
 4.授業実践における留意点・工夫・気づき
  (1)英語で実践する場合
  (2)オンライン形式で実践する場合
 5.私たち一人ひとりが平和をつくる当事者

終章 これからの大学における学び[上杉勇司・大森愛]
 1.国際関係論を日本の大学で英語で学ぶことの付加価値
  (1)手段としての英語
  (2)学習者主体の学び
 2.コロナ禍を通じて認識した学びの場としての大学の役割
  (1)イノベーション・ハブ
  (2)学生サポート
  (3)中継ぎという名の命綱
  (4)オンラインの可能性
 3.授業のオンライン化の効果と課題
  (1)オンライン化で見えた国際高等教育の可能性
  (2)オンライン化で見えた新しい体制の必要性
  (3)非言語コミュニケーションを補う代替技術
 4.学習者主体の学びの課題
  (1)学生評価の実例
  (2)アクティブ・ラーニングにおける学生評価
  (3)EMI授業の評価における英語(語学)力の位置づけ
  (4)カリキュラム
著者略歴(上杉 勇司)
早稲田大学国際教養学部・国際コミュニケーション研究科教授。静岡県立沼津東高等学校卒、米国ミネソタ州Virginia High School卒(Youth for Understanding による1年間の交換留学)、国際基督教大学教養学部卒、米国George Mason University, Institute for Conflict Analysis and Resolution修士課程修了、英国University of Kent 博士課程修了。博士(国際紛争分析)。EMIとしてIntroduction to Peace and Conflict Studies、Human Security、Conflict Resolution、Peacebuilding and Humanitarian Aid in Armed Conflict、Peace Communication、Global Conflict Resolutionを担当する。いずれもワークショップ形式のアクティブ・ラーニング手法を採り入れた授業として展開している。一般向け著作に『紛争地の歩き方~現場で考える和解へ…
著者略歴(大森 愛)
日本大学商学部准教授。国際基督教大学教養学部卒(英国University of Sussexへ1年間の交換留学)、米国State University of New York at Buffalo修士課程修了、国際基督教大学博士課程修了。博士(教育学)。EMIとしてFundamentals of Comparative and International Education、Language Policy and Multilingualism、Intercultural Communication in the Language Classroom、Japanese Education System and Learners of Englishなどを担当する。‘Do We Need EIL Perspectives in the Teacher Education Curriculum?: Reactions of Pre-service Teachers in Japan’などの論文を執筆し、現在は、Global Englishes、国際共通語としての英語、EMIに関する研究に…
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