『移民が増えて、いいことって何だろう? ~対話と議論にむけた12のギモン ~ 』の詳細情報

移民が増えて、いいことって何だろう?
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タイトル 移民が増えて、いいことって何だろう?
サブタイトル 対話と議論にむけた12のギモン
著者 [著者区分]佐藤 友則 [著・文・その他]
出版社 明石書店 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 168p Cコード 0036
発売予定日 2025-09-18 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784750359878 判型 46
内容紹介
移民増加に不安を覚え反対意見を持つ人々と多文化共生や異文化理解を推進する人々の間で建設的な議論は可能か。多文化共生に関心の薄い地方新聞記者の視点から不安や疑問への応答を通して、日本社会における移民受け入れの現状と課題を浮き彫りにした入門書。
目次
 はじめに
 用語について

移民が増えたら日本の治安が悪くなってしまうんじゃないかな?

外国人には日本語を使いこなせないんじゃないの?

 ○在住27年のインドネシア人の熟練技能者へのインタビュー

日本の学校は不登校とかで大変なのに、さらに外国の子なんて入れたら混乱するんじゃないの?

移民が増えると日本の文化が壊れちゃうんじゃないの?

 ○在住23年のフィリピン人の着物師範へのインタビュー

日本代表で活躍するのは「ガイジン選手」ばかりになるのでは?

 ○在住11年のベルギー人の大学教員へのインタビュー

日本には外国人を入れるための法律とか制度とか、しっかりあるの?

これから、急いで取り組まなければならない多文化共生の施策は何?

移民が増えたら、かえって差別や偏見が増えるんじゃないの?

移民が増えたら日本人の仕事がなくなっちゃうんじゃない?あったとしても、給料が下がるんじゃないの?

移民が増えたら医療費とか年金とか、社会保障の負担が重くなるばかりでは?

 ○在住30年のマレーシア人の会社経営者へのインタビュー

世界で、多様性はどうなっていくんだろう?

移民が増えて、いいことって何だろう?

 おねがい
 出典
著者略歴(佐藤 友則)
信州大学グローバル化推進センター教授。1965年生まれ。仙台市出身。新潟大学人文学部(社会学専攻)卒業後、2年間カメイ株式会社に勤務。退社後に東京で日本語教育の勉強を始め1991年から教え始める。その後、東北大学大学院文学研究科に進学し、博士課程の時に韓国・全北大学校の客員教授となる。3年後に帰国し、東北大学留学生センター非常勤講師を経て、1999年信州大学留学生センター講師となる。
留学生など客をよく呼んでは特技のインド料理をふるまっている。趣味はカメラと食べ歩き。30か国歩いたが50か国が目標。著書は『10代からの批判的思考』(分担執筆、明石書店、2020年)、『〈多文化共生〉8つの質問』(学文社、2014年)。
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