『深海世界 ~海底1万メートルの帝国 ~ 』の詳細情報

深海世界
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 深海世界
サブタイトル 海底1万メートルの帝国
著者 [著者区分]■スーザン・ケイシー [著・文・その他]
■棚橋 志行 [翻訳]
出版社 亜紀書房 レーベル
本体価格
(予定)
2800円 シリーズ
ページ数 456p Cコード 0040
発売予定日 2024-05-27 ジャンル 一般/単行本/自然科学総記
ISBN 9784750518411 判型 46
内容紹介
【推薦】東京海洋大学客員教授・北里 洋さん(地球生命科学)
深海への挑戦は、リスクをものともしない開拓者たちが担ってきた。
私たちはお行儀よく客席にいるだけでいいのだろうか。

**********

〈 宇宙より先に「地球の底」へ知の光を当てろ 〉──未来は、水の中にある。

世界80%の海底には詳細図すら存在しない。
地球人共通の財産である「深海」に、最先端の科学技術と冒険心あふれる深海飛行士[アクアノート]たちが挑んできた歴史と未来。

**********

  大海を知り尽くした人がいただろうか?
  私もあなたも知らない。地上に縛られた感覚を持つ人たちは。
  ──レイチェル・カーソン

足もとに秘められた宇宙、それが超深海の世界。
大航海時代の宝物、沈没した豪華客船、熱水噴出孔、スネイルフィッシュ、ダイオウイカ、ジュウモンジダコ、ソコダラ、カットスロート・イール、有茎ウミユリ……。
静かなる闇に息づくその圧倒的な時の流れと生命の輝き。
地球を支えるマザーボードの営みに極限まで肉薄した比類なき科学ノンフィクション!
目次
プロローグ
第一章 マグヌスの怪物たち
第二章 水中飛行士(アクアノート)たち
第三章 ポセイドンの隠れ処
第四章 黄泉の国(ハデス)で起こることは……
第五章 黄泉の国に滞在
第六章「これはすべての沈没船の母なんだ」
第七章 始まりの終わり
第八章 薄暮帯(トワイライトゾーン)へ突入
第九章 深海を売る
第十章 カマエフアカナロア(深海の赤い子ども)
エピローグ 深い未来
訳者あとがき
著者略歴(スーザン・ケイシー)
1962年カナダ生まれ。作家、編集者。オプラ・ウィンフリー率いる腕利きの編集者たちが発信する女性総合誌「オー! ジ・オプラ・マガジン」や「スポーツイラストレイテッド・ウーマン」で編集長を務める。優れた雑誌ジャーナリズムに与えられるNational Magazine Award受賞。水中世界ジャーナリストの第一人者として、米カリフォルニア州の国立海洋保護区に生息するサメに関する『The Devil’s Teeth(悪魔の歯)』や「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーの『Voices in The Ocean: The Journey into The Wild and Haunting World of Dolphins(海の声)』などの著書を持つ。「エスクァイア」「フォーチュン」「ナショナル ジオグラフィック」他多数メディアにて執筆をおこなう。
著者略歴(棚橋 志行)
1960年三重県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。出版社勤務を経て英米語翻訳家に。アンドルー・ホーガン&ダグラス・センチュリー『標的:麻薬王エル・チャポ』、マシュー・ポリー『ブルース・リー伝』、ウィル・ハント『地下世界をめぐる冒険 闇に隠された人類史』、シャノン・リー『友よ、水になれ 父ブルース・リーの哲学』、アムリヤ・マラディ『デンマークに死す』、トリップ・ミックル『アフター・スティーブ 3兆ドル企業を支えた不揃いの林檎たち』他、訳書多数。
他の書籍を検索する