『美味しい落語』の詳細情報

美味しい落語
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 美味しい落語
サブタイトル
著者 [著者区分]吉川 潮 [著・文・その他]
出版社 飯塚書店 レーベル
本体価格
(予定)
1400円 シリーズ
ページ数 160p Cコード 0095
発売予定日 2024-09-20 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784752260394 判型 46
内容紹介
落語には食べ物が出てくる噺が多くあり、それらの噺はどの演者が上手く面白かったかを演目ごとに紹介。さらには食べ物にまつわる落語家と落語評論第一人者の著者との思い出とこだわりを落語家ごとに記した落語ファン必見の書。
目次
第一章 美味しい落語 

 先代小さんの「時そば」が美味しい 
 先代小さんの「うどん屋」も美味しい 
 志ん生の「鰻の幇間」が美味しい 
 先代文楽の「酢豆腐」が美味しい 
 談志の「らくだ」は煮しめが美味しい 
 木久扇の「目黒の秋刀魚」が美味しい 
 昇太の「青菜」が美味しい 
 一朝の「二番煎じ」は猪鍋が美味しい 
 小遊三の「味噌蔵」は田楽が美味しい 
 花緑の「禁酒番屋」はお酒が美味しい 
 白酒の「茗荷宿」が美味しい 
 小ゑんの「ぐつぐつ」はおでんが美味しい 
 彦いちの「長島の月」は給食が美味しい  

第二章 甘味が美味しい落語 

 談志の「饅頭怖い」が美味しい 
 先代文楽の「寝床」は羊羹が美味しい 
 先代文楽の「明烏」は甘納豆が美味しい 
 三代目三木助の「蛇含草」は餅が美味しい 
 先代小さんの「長屋の花見」は玉子焼きが美味しい 
 志ん朝の「唐茄子屋政談」はかぼちゃが美味しい 
 志の輔の「千両みかん」が美味しい 
 一之輔の「初天神」は団子が美味しい 

 市馬の「百川」はきんとんが美味しい 
 円丈の「グリコ少年」はキャラメルが美味しい 

第三章 芸人たちとの美味しい思い出 

 談志と最後に食べた寿司の味 
 可朝にご馳走になったてっちり&お好み焼き 
 左談次が食べたカレーうどん 
 文都が残したダシ巻き玉子焼き  
 先代三木助と共に学食のカツカレーを食す 
 志ん駒の傑作寿司ダジャレ 
 川柳が好きなバカ安餃子 
 前田隣とオムライス 
 白山雅一と神宮球場でホットドック  
 酒好きの正楽とトンカツを食す 

 
第四章 芸人たちとの美味しい記憶 

 市馬と打ち立ての蕎麦を食す 
 温泉旅館の朝食に勢朝が出した焼き海苔 
 竹丸にご馳走になった北海道の珍味 
 牛肉を食べると志らくを思い出す 
 木久蔵ラーメンは本当に不味いのか 
 らく次と初めて行った回転寿司チェーン店 
 あやめと食べた朝のホットケーキ 
 小朝にご馳走になった鮑と松阪牛のステーキ 
著者略歴(吉川 潮)
1948年生まれ。立教大学卒業後、放送作家、ルポライターを経て演芸評論家に。1980年、小説家としてデビュー。芸人や役者の一代記のみではなく数々の辛口エッセイで世間を騒がせる。著書に『江戸前の男―春風亭柳朝一代記』(第16回:新田次郎文学賞受賞)、『流行歌 西条八十物語』(第18回:尾崎秀樹記念・大衆文学賞[評論・伝記部門]受賞)、顧問を務めた立川流の家元・立川談志を描いた『談志歳時記―名月のような落語家がいた』(3作共に新潮社)、『爺の暇つぶし―もてあます暇をもてあます極意、教えます』、『毒舌の作法―あなたの“武器”となる話し方&書き方、教えます』、『我が愛しの歌謡曲』(3作共にワニプラス新書)、『いまも談志の夢をみる』(光文社)任侠俳句(飯塚書店)など多数。
他の書籍を検索する