『バザールカフェ ばらばらだけど共に生きる場をつくる』の詳細情報
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タイトル |
バザールカフェ ばらばらだけど共に生きる場をつくる |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■狭間 明日実 [著・文・その他] ■佐々木 結 [著・文・その他] ■松浦 千恵 [著・文・その他] ■野村 裕美 [著・文・その他] ■マーサ メンセンディーク [著・文・その他] ■白波瀬 達也 [著・文・その他]
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出版社 |
学芸出版社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
224p
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Cコード |
0036 |
発売予定日 |
2024-07-21 |
ジャンル |
一般/単行本/社会 |
ISBN |
9784761528973 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
豊かな庭と建築、名物は日替わりの多国籍料理。目指すのは、LGBTQ、依存症、HIV陽性、外国籍…異なる現実を生きる人々か?出会い、変わっていくこと。変わらなくても生きられる社会をつくること。そんな場をつくってきたバザールカフェの社会福祉士、ボランティア、宣教師、研究者らの実践レポート。
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目次 |
はじめに
1章 カフェの日常を支える土台 1-1. 木々に囲まれたカフェにある、かすかな違和感 1-2. 雑然さが「隙」をつくる 1-3. いろんな顔をもつ市場 1-4. しなやかに形を変えていくネットワーク 1-5. ひらかれた関係の中で自分をみつめる
2章 バザールカフェには誰がいる? 2-1. まず「人」として出会う 2-2. 多国籍メニューをつくる外国人シェフ:バザールは第2のホーム 2-3. アルコール依存症のゲンさん:誰かに必要とされる場所 2-4. 依存症の当事者でもある店長:「私、ここにいて良いんだな」 2-5. 皿洗いをする高校教師:違う自分になれる場所 2-6. 常連客の牧師:肩書をおろして過ごせる場所 2-7. 社会福祉学科の実習生:実習で得た一番の財産は居場所 2-8. たろうと3人のおとな:ふしぎな子育ての場 2-9. 支援されるソーシャルワーカー: 「お互い様なんだな」 2-10. ボブちゃん「と」英一:ありのままの姿へ 2-11. ひとし: 人生を変えるたくさんの出会い
3章 バザールカフェ的ソーシャルワーク実践 3-1. 社会がつくってきた生きづらさの中で生きる 3-2. ある一日の記録:カフェとソーシャルワーク 3-3. ソーシャルワーカーの葛藤 3-4. バザールカフェにあるコミュニティワーク 3-5. バザールカフェにある漠然とした信頼感 3-6. 私の役割とバザールカフェが目指すもの
4章 そこに広がる「生命モデル」の世界 4-1. ソーシャルワーカーの悔いのストーリー 4-2. 生命モデルの庭につながる小径を歩く 4-3. ソーシャルワーク理論発展の歴史 4-4. バザールカフェのソーシャルワーク
5章 学びの場としてのバザール:コーヒーハウスミニストリー 5-1. 型にハマらない学びの場 5-2. 「持続可能なソーシャルワーク」を支える仕組み
6章 ブレンディング・コミュニティを生み出すカフェの試み 6-1. バザールカフェはコミュニティカフェなのか 6-2. バザールカフェに巻き込まれる 6-3. HIV/エイズの社会問題化と京都が果たした役割 6-4. インクルーシブなカフェの成り立ち:キリスト教とアートの邂逅 6-5. 困難と隣り合わせのカフェ運営 6-6. ブレンディング・コミュニティという支え合いのかたち
おわりに |
著者略歴(狭間 明日実) |
9年間バザールカフェ事務局に従事したのち2024年からボランティアとして関わる。傍らで、食べることや地域の暮らしにまつわる仕事や遊びをしている。同志社大学在学中の実習を機にバザールカフェに関わるようになった。 |
著者略歴(佐々木 結) |
バザールカフェ活動委員。大学2回生だった2017年、先輩に誘われてボランティアを始める。現在は同志社大学神学研究科大学院生。専門は近現代日本キリスト教史。バザールカフェがきっかけで社会福祉にも関心を持ち始めた。 |
著者略歴(松浦 千恵) |
ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)。2004年頃よりバザールカフェに関わるようになり、現在は事務局スタッフ。依存症専門の精神科クリニックとバザールカフェで主に依存症の方々に関わっている。地域と医療機関の両方で依存症支援のあり方について考え中。 |
著者略歴(野村 裕美) |
同志社大学社会学部教授。医療ソーシャルワーカーをしていた1996年にHIV陽性者支援を通してバザールカフェの設立メンバーと出会った。バザールカフェでの取り組みを「ケア・カフェを用いた多職種連携教育(IPE)の取り組み -地域包括型HIV陽性者と薬物使用からの回復支援プログラムの一環として」『医療と福祉』No.99Vol.49-No.2(2016)にまとめた。 |
著者略歴(マーサ メンセンディーク) |
同志社大学社会学部准教授。専門は多文化社会福祉、移住者・外国籍住民の支援。宣教師でもあり、日米の教会の協力活動に従事。バザールカフェの設立から関わり、現在は活動委員と代表を務めている。 |
著者略歴(白波瀬 達也) |
関西学院大学人間福祉学部教授。専門は社会学。主にホームレス問題や貧困問題の調査・研究に従事。2016年に大学の共同研究プロジェクトをきっかけにバザールカフェに関わるようになった。主著に『宗教の社会貢献を問い直す -ホームレス支援の現場から』『貧困と地域 -あいりん地区から見る高齢化と孤立死』など。 |