『経済思想 ~その歴史的視点から ~ 』の詳細情報
Amazonで予約する
|
タイトル |
経済思想 |
サブタイトル |
その歴史的視点から |
著者 [著者区分] | 長峰 章 [編集]
|
出版社 |
学文社 (GAKUBUNSHA) |
レーベル |
|
本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
|
ページ数 |
216p
|
Cコード |
3033 |
発売予定日 |
2015-04-10 |
ジャンル |
専門/単行本/経済・財政・統計 |
ISBN |
9784762025419 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
「経済学史」「経済思想史」のテキスト。 重商主義に始まり、重農主義、古典学派、マルクス、歴史学派、限界革命、 ケインズおよびその後に至るまでの経済思想を論述。 経済思想および経済学の形成がどのように成されてきたか、そしてその後、 経済思想および経済学の発展がいかにしてもたらされたかを理解できるように配慮。 経済思想の歴史的な系譜を読み取るのに最適な1冊。
【執筆者】 高橋信勝、長峰 章、高橋輝好、奥山 誠、高橋 聡、飯田泰之
|
目次 |
第1章 重商主義の経済思想 1 国富の流通論的考察 (1)ヨーロッパの貿易圏の拡大 / (2)貿易差額論 / (3)重商主義評価の視角 2 経済学の胎動 (1)労働への眼差し / (2)経済循環の発見と価格認識の端緒 / (3)貿易をめぐる嫉妬の氷解
第2章 重農主義の経済思想 1 ケネーの生涯と著作 2 ケネーの経済思想と時代背景 3 ケネーの経済表 4 重農学派の形成とその影響
第3章 古典学派の経済思想 1 アダム・スミス (1)生涯と著作 / (2)富裕の増進論 / (3)政府のアジェンダとノンアジェンダ 2 トマス・ロバート・マルサス (1)生涯と著作 / (2)人口思想 / (3)一般的過剰生産論と不生産的消費者 3 デヴィッド・リカードウ (1)生涯と著作 / (2)理論と思想 / (3)販路説と過少消費説 4 ジョン・スチュアート・ミル (1)生涯と著作 / (2)ミルの経済学 / (3)ミルの思想
第4章 マルクスの経済思想 1 マルクスの生涯と著作―時代背景を織り交ぜて― (1)生誕からベルリン時代 / (2)ケルンからパリへ / (3)ブリュッセル時代 / (4)ロンドン時代 / (5)晩年のマルクス 2 資本主義の歴史的把握 3 物象化展開としての『資本論』
第5章 歴史学派の経済思想 1 歴史学派の時代背景 2 旧歴史学派 (1)ロッシャー / (2)ヒルデブラント / (3)クニース 3 新歴史学派 (1)シュモラー / (2)ブレンターノ 4 最新歴史学派 (1)ゾンバルト / (2)ヴェーバー / (3)シュンペーター
第6章 限界革命の経済思想 1 メンガー (1)生涯と時代 / (2)主観的価値論 / (3)交換論 / (4)メンガー理論の特質 / (5)思想と政策 2 ジェヴォンズ (1)生涯と時代 / (2)交換論 / (3)交換の利益 / (4)思想と政策 3 ワルラス (1)生涯 / (2)時代と思想 / (3)純粋経済学―交換論 / (4)純粋経済学―生産論 / (5)社会経済学 / (6)応用経済学―労働市場政策 / (7)応用経済学―アソシアシオン(協同組合) / (8)ワルラスのヴィジョン
第7章 ケインズおよびその後の経済思想 1 マーシャル (1)生涯と時代 / (2)思想 / (3)企業家と収穫法則 / (4)価格論 / (5)分配論 / (6)人間と経済の進歩 2 マクロ経済学の誕生とケインズ学派 (1)国民経済計算体系とマクロ経済学 / (2)セーの法則から有効需要の原理へ 3 IS-LMモデルと新古典派総合 (1)財市場と貨幣市場の統合 / (2)IS-LMモデルにおける政策評価 / (3)IS-LMモデルへの批判 4 マクロ経済論争と現代の経済学 (1)古典派の2つの公準とフィリップス曲線 / (2)フィリップス曲線論争とマネタリスト / (3)ニューケインジアンと新・新古典派総合
年 表
|
著者略歴(長峰 章) |
(ながみね あきら)元明治大学政治経済学部経済学科教授。
|