『グローバル・ランキングと高等教育の再構築 ~世界クラスの大学をめざす熾烈な競争 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
グローバル・ランキングと高等教育の再構築 |
サブタイトル |
世界クラスの大学をめざす熾烈な競争 |
著者 [著者区分] | ■エレン・ヘイゼルコーン [著・文・その他] ■永田 雅啓 [翻訳] ■アクセル・カーペンシュタイン [翻訳]
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出版社 |
学文社 (GAKUBUNSHA) |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
4500円 |
シリーズ |
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ページ数 |
434p
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Cコード |
3037 |
発売予定日 |
2018-08-10 |
ジャンル |
専門/単行本/教育 |
ISBN |
9784762028168 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
――日本は高等教育における近年の世界的な潮流変化から取り残されているのではないか。 グローバル・ランキングは、一部のトップ大学だけの問題ではない。 少子化問題や定員割れで留学生に注目する日本の大学は多いが、留学生はランキングを見て大学を選んでいる。
本書は、グローバル・ランキングの影響を豊富な国際的研究とデータに基づいて分析。 オーストラリア、ドイツ、日本を例にとり具体的な調査を行った。 ランキングの社会へのインパクトと影響についても議論し、その意図せざる結果についても考察する。 大学からの視点だけではなく、学生(その親)の選択や採用面、政策面などを含めて 包括的に分析している他に類を見ない専門書。 大学幹部、高等教育リーダー、政策担当者、研究機関、メディアなどによって世界で広く使用されている第2版、 待望の邦訳。
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目次 |
◆ 目 次 第2版の序文 グローバル・ランキングの登場から10年 / 異なるタイプのランキング / ランキングに代わるもの / 考察および最近の傾向
第2版の改定点
第1章 グローバル化と国際評価レース グローバル化と大学ランキング / ランキング理論の形成 / グローバル化と力の源泉としての知識 / 組織行動とその変化 / 社会関係資本と地位財 第1章のまとめ
第2章 ランキングは何を測っているのか ランキングの普及 / 大学の透明性,説明責任,比較可能性を進める手法としてのランキング / 多様化するランキング / ランキングの計測対象(指標)の比較 / ランキングは意味のある内容を測っているか 第2章の結論
第3章 高等教育機関からみたランキングの影響力 これまでのランキングとの関わり / 大学の順位とランキングに対する態度 / 戦略的計画 / IR(インスティテューショナル・リサーチ) / 組織改革 / マーケティングと広報 / 大学資源の配分への影響 / 優先順位の設定:教育か,研究か / ランキングと大学人 / 研究者仲間ならびにその他の大学関係者からの評価 第3章の結論
第4章 ランキングの利用―学生の選択ならびに学生募集― ランキングの高まる人気 / 学生の大学選択―ドイツ,オーストラリア,日本― / 学生の大学選択とランキング―各国の実態― / ランキングと学生募集戦略 / ランキング,就職,キャリア機会 第4章の結論
第5章 ランキングと政策選択 世界クラスの大学というステータスを求めて / ランキングへの反応 / ドイツ / 日本 / オーストラリア / 政策オプションと戦略的選択
第6章 高等教育の再構築 学生への情報提供から商業販売へ / 高等教育機関の再構築 / 知の再構築 / 高等教育制度の再構築 / ここからどこへ向かうのか―高等教育と政策の挑戦
補 論 調査手法について
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著者略歴(エレン・ヘイゼルコーン) |
(エレン ヘイゼルコーン)ダブリン工科大学高等教育政策研究ユニット(HEPRU)名誉教授兼所長。
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著者略歴(永田 雅啓) |
(ながた まさひろ)麗澤大学国際学部グローバルビジネス学科特任教授/埼玉大学名誉教授。
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著者略歴(アクセル・カーペンシュタイン) |
(あくせる カーペンシュタイン)ドイツ学術交流会Senior Research Officer。
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