『高齢者ケアの質を高めるICFを活かしたケアプロセス-第二版』の詳細情報
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タイトル |
高齢者ケアの質を高めるICFを活かしたケアプロセス-第二版 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■小木曽 加奈子 [著・文・その他] ■小木曽 加奈子 [編集] ■小木曽 加奈子 [編集]
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出版社 |
学文社 (GAKUBUNSHA) |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3100円 |
シリーズ |
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ページ数 |
226p
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Cコード |
3047 |
発売予定日 |
2021-01-25 |
ジャンル |
専門/単行本/医学・歯学・薬学 |
ISBN |
9784762030673 |
判型 |
B5 |
内容紹介 |
類書「ICFの視点に基づく高齢者ケアプロセス」の内容を踏まえ、高齢者を取り巻く社会環境、 ケアの概念と多職種の連携、ICFの概念と活用方法等を紹介。 さらに、高齢者ケアの場や病状や生活状況に伴う変化に応じて、 1事例を〈回復期リハビリテーション病院〉、〈在宅〉、〈介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)〉 という3つの療養の場でケアプロセスを展開。 同じ対象者であってもアセスメントの方法や必要なケアが異なることを理解できるよう工夫した。
高齢者ケアを実践する一般病院や介護施設職員、看護、介護を学ぶ学生の方々の一助となる1冊。 時代の変化に合わせて内容を見直し、データ等を最新のものに修正した第2版。
【執筆者】 田村禎章、樋田小百合、中谷こずえ、祢宜佐統美、彦坂 亮、平澤泰子、森由香子、山下科子、渡邊美幸、 阿部隆春、安藤邑惠、今井七重、緒形明美、佐藤八千子、柴田由美子、鈴木俊文、高野晃伸、棚橋千弥子
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目次 |
第1章 高齢者を取り巻く社会環境 第1節 少子高齢社会 1.高齢者の暮らし / 2.ケアを担う世代の世代間交流の希薄さ 第2節 ケアが必要な高齢者の捉え方 1.「人」として高齢者を理解する / 2.高齢者と障害の理解 / 3.普段の暮らしを継続する 第3節 医療行為の見解の変化 1.医療的ケアの解釈 / 2.医療的ケアの増大 / 3.今後の課題 第4節 多様なニーズ 1.豊かな生活を得るためのニーズ / 2.家族のニーズ / 3.看取りの場の広がり コラム:エンド・オフ・ライフケア コラム:看取りを在宅で迎える
第2章 ケアとは 第1節 ケアの概念 1.広義のケアとは;言葉の意味から考える / 2.ケアの対象が人の場合ケアする人に必要な要素 / 3.ケアの対象とケアの目標 / 4.ケアする行為とは / 5.かかわりのプロセス 第2節 ケアにおける相互作用 1.利用者と介護者の関係 / 2.ケアと相互作用 / 3.「感情労働」という側面をもったケア労働 / 4.心をひらけばケアの肯定的循環が生まれる / 5.ケアとパートナーシップ(協働性,強調性) 第3節 高齢者ケアを支えるさまざまな職種 1.医療職 / 2.福祉職 / 3.連携・協働
第3章 ICFの概念とその活用 第1節 ICFの概念と定義 1.ICFが導入された背景 / 2.ICFの構成要素 / 3.ICFにおける第1分類と具体的な内容 第2節 心身機能と身体構造 1.精神機能と神経系の構造 / 2.感覚機能と痛みと神経系の構造 / 3.音声と発話の機能と音声発話に関わる構造 / 4.心血管系・血液系・免疫系・呼吸器系の機能と心血管系・血液系・免疫系・呼吸器系の構造 / 5.消化器系・代謝系・内分泌系の機能と消化器系・代謝系・内分泌系に関連した構造 / 6.排尿・性・生殖の機能と尿路性器系および生殖系に関連した構造 / 7.神経筋骨格と運動に関連する機能と運動に関連した構造 / 8.皮膚および関連する構造の機能と皮膚および関連部位の構造 第3節 活動と参加 1.学習と知識の応用 / 2.一般的な課題と要求 / 3.コミュニケーション / 4.運動・移動 / 5.セルフケア / 6.家庭生活 / 7.対人援助 / 8.主要な生活領域 / 9.コミュニティライフ・社会生活・市民生活 第4節 環境因子 1.生産品と用具 / 2.自然環境と人間がもたらした環境変化 / 3.支援と関係 / 4.態度 / 5.サービス・制度・政策 第5節 個人因子
第4章 ケアプロセスの展開 第1節 根拠あるケアの重要性 1.エビデンスに基づくケア / 2.ケアプロセス / 3.アセスメントの視点 / 4.優先度の考え方 / 5.クリティカルシンキング / 6.記録の方法:POS 第2節 生活に基づくケアの展開 1.活動行動看護モデル / 2.生活行動モデル / 3.ヘンダーソン理論 / 4.エコロジカル・システム・モデル
第5章 事例展開 第1節 脳血管障害がある高齢者の事例(回復期リハビリテーション病院) 1.事例の紹介 / 2.ICFの3領域での情報 / 3.ICFを用いた情報・アセスメント・統合 / 4.計画 コラム:脳血管障害 第2節 脳血管障害がある高齢者の事例(在宅療養) 1.事例の紹介 / 2.優先度の考え方 / 3.情報収集・アセスメント・必要なケア 第3節 脳血管障害がある高齢者の事例(介護老人福祉施設) 1.事例の紹介 / 2.ICFの視点での情報整理 / 3.アセスメント / 4.ケアプラン 第4節 認知症がある高齢者の事例(介護老人保健施設) 1.フェイスシート / 2.情報・アセスメント・統合 / 3.ケアプラン(例)
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著者略歴(小木曽 加奈子) |
編著者:(おぎそ かなこ)岐阜大学医学部看護学科准教授。 |
著者略歴(小木曽 加奈子) |
(おぎそ かなこ)岐阜大学大学院医学系研究科・医学部看護学科(老年看護学)准教授。
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著者略歴(小木曽 加奈子) |
(おぎそ かなこ)岐阜大学大学院医学系研究科・医学部看護学科(老年看護学)准教授。
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