『高齢者ケアの質を高めるICFを活かしたケアプロセス-第三版』の詳細情報

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タイトル 高齢者ケアの質を高めるICFを活かしたケアプロセス-第三版
サブタイトル
著者 [著者区分]小木曽 加奈子 [編集]
出版社 学文社 (GAKUBUNSHA) レーベル
本体価格
(予定)
3300円 シリーズ
ページ数 224p Cコード 3047
発売予定日 2024-01-17 ジャンル 専門/単行本/医学・歯学・薬学
ISBN 9784762032479 判型 B5
内容紹介
目次
第1章 高齢者を取り巻く社会環境
 第1節 少子高齢社会
  1.高齢者の暮らし / 2.ケアを担う世代の世代間交流の希薄さ
 第2節 ケアが必要な高齢者の捉え方
  1.「人」として高齢者を理解する / 2.高齢者と障害の理解 / 3.普段の暮らしを継続する
 第3節 医療行為の見解の変化
  1.医療的ケアの解釈 / 2.医療的ケアの増大 / 3.今後の課題
 第4節 多様なニーズ
  1.豊かな生活を得るためのニーズ / 2.家族のニーズ / 3.看取りの場の広がり
 コラム:エンド・オフ・ライフケア
 コラム:看取りを在宅で迎える

第2章 ケアとは
 第1節 ケアの概念
  1.広義のケアとは;言葉の意味から考える
  / 2.ケアの対象が人の場合ケアする人に必要な要素 / 3.ケアの対象とケアの目標
  / 4.ケアする行為とは / 5.かかわりのプロセス
 第2節 ケアにおける相互作用
  1.利用者と介護者の関係 / 2.ケアと相互作用
  / 3.「感情労働」という側面をもったケア労働
  / 4.心をひらけばケアの肯定的循環が生まれる / 5.ケアとパートナーシップ(協働性,強調性)
 第3節 高齢者ケアを支えるさまざまな職種
  1.医療職 / 2.福祉職 / 3.連携・協働

第3章 ICFの概念とその活用
 第1節 ICFの概念と定義
  1.ICFが導入された背景 / 2.ICFの構成要素 / 3.ICFにおける第1分類と具体的な内容
 第2節 心身機能と身体構造
  1.精神機能と神経系の構造 / 2.感覚機能と痛みと神経系の構造
  / 3.音声と発話の機能と音声発話に関わる構造
  / 4.心血管系・血液系・免疫系・呼吸器系の機能と心血管系・血液系・免疫系・呼吸器系の構造
  / 5.消化器系・代謝系・内分泌系の機能と消化器系・代謝系・内分泌系に関連した構造
  / 6.排尿・性・生殖の機能と尿路性器系および生殖系に関連した構造
  / 7.神経筋骨格と運動に関連する機能と運動に関連した構造
  / 8.皮膚および関連する構造の機能と皮膚および関連部位の構造
 第3節 活動と参加
  1.学習と知識の応用 / 2.一般的な課題と要求 / 3.コミュニケーション / 4.運動・移動
  / 5.セルフケア / 6.家庭生活 / 7.対人援助 / 8.主要な生活領域
  / 9.コミュニティライフ・社会生活・市民生活
 第4節 環境因子
  1.生産品と用具 / 2.自然環境と人間がもたらした環境変化 / 3.支援と関係 / 4.態度
  / 5.サービス・制度・政策
 第5節 個人因子

第4章 ケアプロセスの展開
 第1節 根拠あるケアの重要性
  1.エビデンスに基づくケア / 2.ケアプロセス / 3.アセスメントの視点
  / 4.優先度の考え方 / 5.クリティカルシンキング / 6.記録の方法:POS
 第2節 生活に基づくケアの展開
  1.活動行動看護モデル / 2.生活行動モデル / 3.ヘンダーソン理論
  / 4.エコロジカル・システム・モデル

第5章 事例展開
 第1節 脳血管障害がある高齢者の事例(回復期リハビリテーション病院)
  1.事例の紹介 / 2.ICFの3領域での情報 / 3.ICFを用いた情報・アセスメント・統合
  / 4.計画
  コラム:脳血管障害
 第2節 脳血管障害がある高齢者の事例(在宅療養)
  1.事例の紹介 / 2.優先度の考え方 / 3.情報収集・アセスメント・必要なケア
 第3節 脳血管障害がある高齢者の事例(介護老人福祉施設)
  1.事例の紹介 / 2.ICFの視点での情報整理 / 3.アセスメント / 4.ケアプラン
 第4節 認知症がある高齢者の事例(介護老人保健施設)
  1.フェイスシート / 2.情報・アセスメント・統合 / 3.ケアプラン(例)
著者略歴(小木曽 加奈子)
(おぎそ かなこ)岐阜大学大学院医学系研究科・医学部看護学科(老年看護学)准教授。
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