『遊王将軍・徳川家斉の功罪 ~賢臣・松平定信との相克 ~ 』の詳細情報

遊王将軍・徳川家斉の功罪
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タイトル 遊王将軍・徳川家斉の功罪
サブタイトル 賢臣・松平定信との相克
著者 [著者区分]鈴木 荘一 [著・文・その他]
出版社 花伝社 レーベル
本体価格
(予定)
1700円 シリーズ
ページ数 232p Cコード 0021
発売予定日 2024-11-11 ジャンル 一般/単行本/日本歴史
ISBN 9784763421425 判型 46
内容紹介
徳川政権最長50年の在位で、家斉はこの国に何をもたらしたのか?

「寛政の改革」に奔走した松平定信と、享楽と廃退をもたらした徳川家斉の相克が、来るべき幕末の導火線となった――
「内憂外患」の時代を導いた強烈な個性たちの群像劇に迫る!

江戸後期、将軍家斉の下で融通無碍な柔構造となった徳川体制は、庶民文化を爛熟させた半面、政情は内憂外患を深めた。
危機にあたり、松平定信ら賢臣は幕府の屋台骨を支えるべく奮闘したが、時代は否応なく幕末に突入していく――。
後の日本を運命づけた、“平和な激動の時代”を読み解く!
目次
第一章 松平定信と一橋家斉の将軍後継をめぐる暗闘
第二章 気配りの将軍・徳川家斉の融和政策
第三章 松平定信の「寛政の改革」
第四章 ロシアの南下
第五章 松平定信の失脚
第六章 寛政の遺老による「寛政の改革」の継続
第七章 将軍家斉の放漫政治
第八章 大御所時代の「そうせい公」家慶
第九章 天保の改革と幕末への突入
著者略歴(鈴木 荘一)
1948年、東京に生まれる。近代史研究家。
1971年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行にて審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。2001年退職し、以降歴史研究に専念、「幕末史を見直す会」代表として活動している。
著書に『明治維新の正体』『政府に尋問の筋これあり』(以上、毎日ワンズ)、『日露戦争と日本人』『日本征服を狙ったアメリカの「オレンジ計画」と大正天皇』(以上、かんき出版)、『アメリカの罠に嵌った太平洋戦争』(自由社)、『幕末の天才 徳川慶喜の孤独』『陸軍の横暴と闘った西園寺公望の失意』『昭和の宰相 近衛文麿の悲劇』『名将 山本五十六の絶望』(以上、勉誠出版)、『鎖国の正体』(柏書房)、『名将 乃木希典と帝国陸軍の陥穽』『西郷隆盛と大久保利通の明治維新』『平和の武将 徳川家康』(以上、さくら舎)、『明治から大正の危機を救った大隈重信の功績』(共栄書房)などがある。
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