『『ダフニスとクロエー』の世界像 ~古代ギリシアの恋物語 ~ 』の詳細情報

『ダフニスとクロエー』の世界像
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タイトル 『ダフニスとクロエー』の世界像
サブタイトル 古代ギリシアの恋物語
著者 [著者区分]中谷 彩一郎 [著・文・その他]
出版社 慶應義塾大学出版会 レーベル 慶應義塾大学教養研究センター選書
本体価格
(予定)
700円 シリーズ
ページ数 114p Cコード 0398
発売予定日 2022-04-12 ジャンル 一般/全書・双書/外国文学、その他
ISBN 9784766428131 判型 46変形
内容紹介
▼レスボス島の田園を舞台にした少年と少女の恋物語。
▼ミレーやシャガールの作品モデルとしても知られる古典文学の解説書。

ロンゴス作『ダフニスとクロエー』(2世紀末~3世紀初め頃)は、オペラやバレエ音楽、またミレーをはじめとする多くの画家に題材とされたことで知られ、現代ではギリシア古典としての地位を確立している。本書では、一見すると素朴で単純な物語がいかに緻密に構成されたものであるのか、その奥深さを明らかにする。
目次
はじめに

第1章 『ダフニスとクロエー』とは?
 時代背景
 舞台設定
 序文の絵

第2章 前日譚・一年目の春~夏(第1巻)
 前日譚
 一年目の春:恋の芽生え
 一年目の夏:燃え上がる恋
 ジュズカケバトの縁起譚

第3章 一年目の秋(第2巻)
 海賊の襲来・ドルコーンの死
 一年目の秋:恋とはどんなものかしら?
 フィレータースの庭
 メーテュムナ人の狼藉
 シューリンクスの縁起譚

第4章 一年目の冬・二年目の春~夏(第3巻)
 一年目の冬:恋の停滞
 二年目の春
 リュカイニオンの性の手ほどき
 エーコーの縁起譚
 二年目の夏
 求婚者たち

第5章 二年目の秋(第4巻)
 二年目の秋
 ディオニューソファネースの庭園
 ダフニスとクロエ―の認知
 結婚

第6章 『ダフニスとクロエー』の世界像
 田園と都市
 自然(フュシス)(本性)と人工(テクネー)
 二人の対称性
 三つの縁起譚

 おわりに
 文献案内
著者略歴(中谷 彩一郎)
慶應義塾大学文学部教授。1972年兵庫県生まれ。2001年ケンブリッジ大学古典学部修士課程修了後、2005年ウェールズ大学スウォンジー校古典学古代史エジプト学科博士課程修了。PhD(ウェールズ大学)。鹿児島県立短期大学文学科准教授などを経て現職。専門は西洋古典学、比較文学。ローマ帝政下のギリシア文学、とりわけ古代ギリシア恋愛小説について研究を重ねている。主要著作に、アキレウス・タティオス著『レウキッペとクレイトポン』(訳・解説、京都大学学術出版会、2008年)、『西洋古典学の明日へ 逸身喜一郎教授退職記念論文集』(共著、知泉書館、2010年)、Cultural Crossroads in the Ancient Novel, De Gruyter, 2018(共著)、『『英雄伝』の挑戦 新たなプルタルコス像に迫る』(共著、京都大学学術出版会、2019年)、Some Organic Readings in Narrative, Ancient and Modern, Barkhuis & Groningen University Library, 2019(共著)などがある。
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