いい人生を送るために、もっと本屋さんに行こう。 愛される書店の秘密を探るこの本が、 そんなふうに思うきっかけになってくれたら、 とてもうれしい。 (本書「はじめに」より)
イギリスでは、独立系書店の数が過去6年連続で増加し、 20年以上にわたって続いていた書店減少の傾向が確実に反転したと言われます。 電子書籍やオンライン書店ももちろん普及しているなか、 なぜ人々は、本屋さんで本を買いたくなるのでしょう――。 そこには、毎日でも通いたい、友達にも紹介したいと思わせる 納得の店づくりがありました。 本屋さん好き、街歩きが好き、 イギリスの街並みが好き、カフェめぐりが好きな人も必見! 『世界で最も美しい書店』、『世界の美しい本屋さん』他、 多数の“本屋さん本”を手掛けてきた著者が インタビューと間取りレポートから読み解く、写真とイラスト満載の一冊です。
<目次> 英国の本屋さん 見せ方の工夫、愛される工夫 ロンドンが誇る世界で最も美しい本屋さん ドーント・ブックス 本と人が行き交う駅 バーター・ブックス 運河に浮かぶ船の本屋 ワード・オン・ザ・ウォーター 多様な町のインクルーシブな書店 レビュー 至高のビジュアル本専門店 メゾン・アスリーン 偶然の発見を楽しむ迷宮 リブレリア ケンブリッジの文化生活を支える店 ヘファーズ 独立系書店リバイバルの火付け役 ジャフェ・アンド・ニール 歴史を誇る名門大学運営の店 ケンブリッジ・ユニバーシティー・プレス書店 気鋭の建築家・デザイナーが競演 タッシェン・ストア・ロンドン 小さな読者を大きく育てる店 アリゲーターズ・マウス 世界遺産の植物園にある書店 お風呂もある本の殿堂 ミスター・ビー・ズ・エンポリアム 誰をも歓迎するLGBTQ+書店 ゲイズ・ザ・ワード 天井まで本が積み上がる老舗 オープン・ブック アナーキーな仲間が集う本屋 カウリー・ブックショップ 〝独立国家〞の伝説は今も リチャード・ブース 画家と作家が経営する町の本屋さん インク@84 親子のような二人が作り上げる店 バーリー・フィッシャー
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