『宗教の終焉(仮) ~インクルージョンの視座からの告発 ~ 』の詳細情報

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タイトル 宗教の終焉(仮)
サブタイトル インクルージョンの視座からの告発
著者 [著者区分]鈴木文治 [著・文・その他]
出版社 現代書館 レーベル
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0014
発売予定日 2024-05-28 ジャンル 一般/単行本/宗教
ISBN 9784768459591 判型 46
内容紹介
本書が取り上げるのは、宗教、具体的には仏教とキリスト教における障害者や同和地区の人々への差別や排除の実態である。

仏教において、障害は「因果応報」の理法で解釈されてきた。例えば仏教説話では、経典を誹謗した者は障害者の姿で生きることとなる、前世の報いを受け今世で障害者として生まれたと説かれる。

神はすべての人を等しく愛しているとするキリスト教においては、「人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われる」が金科玉条として掲げられる。言葉を話せない障害者、聾唖者や知的障害者には教会の門戸すら開かれてこなかった。

本書は、経典や教義にも踏み込み、宗教が障害者差別、更に部落差別を助長してきたことを明白にする。更に、宗教者が第二次世界大戦中の日本でとった態度を明るみにし、その戦争責任にまで踏み込む。

障害者教育を専門とする教師とキリスト教の牧師という立場から、当事者を見つめ続けてきた著者。怒りに満ちた告発と、著者自ら取り組むインクルージョンの理念と実践という展望の書。
目次
はじめに

第一章 宗教の終焉
1 宗教からの離脱者たち
2 戦争と宗教
3 宗教の普遍性

第二章 仏教の差別と排除
1 因果応報思想と障害の理解
2 仏教の同和差別

第三章 キリスト教の差別と排除
1 障害者の洗礼拒否
2 教会の「いと小さき者」の排除
3 キリスト教優生思想

第四章 仏教の戦争責任
1 仏教界の戦争責任
2 曹洞宗の戦争責任

第五章 キリスト教の戦争責任
1 明治期のキリスト教
2 大正期のキリスト教
3 昭和期のキリスト教(戦争下のキリスト教)

第六章 インクルージョンと宗教
1 インクルージョンとは何か
2 共生社会とインクルージョン
3 インクルージョンとの出会い
4 インクルージョンとキリスト教

第七章 宗教の復興への展望
1 宗教的観念論からの脱却
2 聖書・経典の理解と再解釈
3 宗教が提示する共生社会への道

おわりに
著者略歴(鈴木文治)
1948年長野県飯田市生まれ。中央大学法学部法律学科及び立教大学文学部キリスト教学科卒業。川崎市立中学校教諭、神奈川県教育委員会、神奈川県立盲学校長・県立養護学校長、田園調布学園大学教授、日本キリスト教団桜本教会牧師等を歴任。
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