『翻訳から広がる日本語 ~女ことば・男ことば・疑似方言 ~ 』の詳細情報

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タイトル 翻訳から広がる日本語
サブタイトル 女ことば・男ことば・疑似方言
著者 [著者区分]中村 桃子 [著・文・その他]
出版社 白澤社 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 232p Cコード 0081
発売予定日 2025-12-09 ジャンル 一般/単行本/日本語
ISBN 9784768480083 判型 46
内容紹介
西洋のヒロインは闘う女であっても日本の女性がめったに使わない「女ことば」で話していることを指摘した『翻訳がつくる日本語』の著者が、翻訳語の面白さを進化させた! 「女ことば」「男ことば」「疑似方言」といった翻訳言葉はどのような役割を果たしているのか、また逆に翻訳言葉によって日本語がどのように変化しているのかを分かりやすく解説。翻訳言葉が面白くなる日本語論。(白澤社=発行/現代書館=発売)
目次
第Ⅰ部 翻訳の中の「女ことば」──近づける翻訳
第Ⅱ部 翻訳の中の「男ことば」──区別する翻訳
第Ⅲ部 翻訳の中の「方言」──優劣を対応させる翻訳
第Ⅳ部 翻訳から変わる日本語
第Ⅴ部 翻訳がつくるステレオタイプ──割り振る翻訳
著者略歴(中村 桃子)
関東学院大学名誉教授。博士。専攻は言語学。
著書にGender, Language and Ideology: A Genealogy of Japanese Women’s Language (John Benjamins)、『新敬語「マジヤバイっす」──社会言語学の視点から』(白澤社)、『女ことばと日本語』(岩波新書)、『〈性〉と日本語──ことばがつくる女と男』(NHKブックス)、『「女ことば」はつくられる』(ひつじ書房、第27回山川菊栄賞受賞)、『ことばとフェミニズム』『ことばとジェンダー』(勁草書房)、『ことばが変われば社会が変わる』『「自分らしさ」と日本語』(ちくまプリマー新書)ほか。共著にThe Handbook of Language, Gender, and Sexuality (Blackwell)、『連続講義 暴力とジェンダー』(白澤社)、『ジェンダーで学ぶ言語学』(世界思想社)ほか。訳書に『ことばとセクシュアリティ』(三元社)ほか。
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