『校則と主権者教育 ~続・校則を考える ~ 』の詳細情報

校則と主権者教育
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タイトル 校則と主権者教育
サブタイトル 続・校則を考える
著者 [著者区分]大津 尚志 [著・文・その他]
出版社 晃洋書房 レーベル
本体価格
(予定)
2200円 シリーズ
ページ数 192p Cコード 1037
発売予定日 2024-09-10 ジャンル 教養/単行本/教育
ISBN 9784771038714 判型 A5
内容紹介
その校則、時代に合っていますか?

学校のルールとして存在してきた「校則」。当初は、学校で生徒が持つべき心構えを示すもの、風紀を守るためのものとしてあった。それが、いつの間にか生徒の自由度を制限するもの、そして生徒管理の手段として変貌してきた。本書では、欧米の校則のあり方と比較をもしながら、校則の在り方を多角的に検討する。
目次
第1章 校則と主権者教育 歴史・戦前期
 1 明治維新後の学校における生徒心得
 2 教育勅語制定後の生徒心得
 3 大正期の「新教育」の動きと「自治」
 4 昭和期の生徒心得

補論 戦前期の女子教育における生徒心得
 1 女子教育における生徒心得
 2 キリスト教系私立学校における生徒心得

第2章 校則と主権者教育 歴史・戦後期
 1 戦後民主化期の生徒心得
 2 生徒自治会から生徒会へ
 3 高校紛争と生徒心得
 4 校則と「管理教育」、校則の「見直し」
 5 近年の校則問題

第3章 大阪府内公立中学校の校則
 はじめに
 1 大阪府内公立中学校校則の内容について
 2 2021年の中学校校則の特徴について
 まとめにかえて

第4章 熊本市立中学校における「校則見直し」動向
 はじめに
 1 熊本市の「校則見直し」の動向
 2 熊本市の中学校「校則の見直し」の実態
 まとめにかえて

第5章 北海道内公立高校の校則
 はじめに
 1 「校則見直し」の北海道内における動向
 2 北海道内公立高校の校則の内容分析(地域性を含めて)
 まとめにかえて

第6章 校則に関する最近の判例
 1 大阪府内公立高校黒染事件について
 2 東京都私立高校男女交際事件について
 まとめにかえて

第7章 イギリス(イングランド)の校則
 1 イギリスの校則に関する法制度
 2 イギリスの校則の例
 3 イギリスの校則の特徴
 まとめにかえて

第8章 アメリカ・フランスの校則
 はじめに
 1 アメリカにおける生徒規則(校則)
 2 フランスにおける校則
 まとめにかえて

コラム ドイツの校則とその内容の特徴
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